遊戯王らぼ

遊戯王OCG・デュエルリンクスのコンボや環境デッキを紹介するブログ

大会で結果を残した《封印の黄金櫃》採用型【恐竜真竜竜星】デッキ考察

2017年7月22日開催の大会で上位入賞したデッキ↓

はっちCS×大嵐杯 in 香川 4位【恐竜真竜星】

 

このデッキで特徴的だったのは《封印の黄金櫃》が3積みされていたこと。

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このカードを使うことで《ジャイアント・レックス》をデッキから特殊召喚することができる。

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レベル4の特殊召喚ギミックとしてはもちろん、《ジャイアント・レックス》は墓地に送られた後も《幻創のミセラサウルス》や《究極伝導恐獣》から除外することで何度でも特殊召喚することが可能。

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つまり《封印の黄金櫃》を採用することで《ジャイアント・レックス》の過労展開がめちゃくちゃ捗るようになるというわけ。

 

このギミックにより通常の【恐竜真竜星】よりもレベル4の展開力に優れており、《魂喰いオヴィラプター》からのコンボを《灰流うらら》や《幽鬼うさぎ》で妨害されても、特殊召喚した《ジャイアント・レックス》と組み合わせることで強引にランク4や《源竜星-ボウテンコウ》を展開することができるようになる。

この動きから従来の【恐竜真竜星】よりも妨害に強いデッキになっているのもこのデッキの特徴。

 

同じく《封印の黄金櫃》とシナジーのあるカードとして《不知火の宮司》がピン刺しされており、これによりさらに対応力のある動きが可能になっている。

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《不知火の宮司》は炎属性であるため、素引きした場合でも《真竜皇アグニマズドV》の特殊召喚コストに使えば無駄が無い。

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《封印の黄金櫃》《ジャイアント・レックス》ギミックは【恐竜竜星】でも使えそうですね。

特に【恐竜竜星】はレベル4の特殊召喚を組み合わせることでボウテンコウからのシンクロの幅が広がるため↓

《ジャイアント・レックス》とボウテンコウを過労死させて高レベルシンクロを連打する未来が見えるんじゃぁ。

 

遊戯王/第10期/SD32-JP027 封印の黄金櫃

遊戯王/第10期/SD32-JP027 封印の黄金櫃

 

《素早いビーバー》一枚からヴァレルロードを出せる!?

《素早いビーバー》一枚からリンク4を展開することが出来ます。

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以下そのコンボ↓

《素早いビーバー》通常召喚し効果で《素早いアンコウ》リクルートから二体で《マスター・ボーイ》リンク召喚

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→《素早いアンコウ》効果で《素早いビーバー》二体をリクルートし《マスター・ボーイ》と合わせて《ヴァレルロード・ドラゴン》リンク召喚

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手札一枚からヴァレルロードさいっきょ!

 

このギミックを搭載したデッキが最近の大会でさっそく結果を残しました↓

第156回オムサット主催遊戯王非公認大会 2位【海皇水精鱗ガエル】

 

素早いモンスターはいずれも水属性であるため《鬼ガエル》《水精鱗-ディニクアビス》《水精鱗-メガロアビス》などの手札コストとして使うこともでき、

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《素早いアンコウ》は手札から墓地に送られた場合も効果を発動するため上記のカードと特に相性が良い。

そこから展開できる《マスター・ボーイ》も水属性主体のこのデッキなら①②効果を最大限に活かすことができる。

 

【素早い海皇水精鱗ガエル】、このデッキはマジでポテンシャルありそうです。

 

《クリムゾン・ブレーダー》が今の環境メタとして有効な理由

今の環境のトップメタは【魔導真竜召喚獣】【恐竜竜星】【恐竜真竜星】【ABC】などですが、これらのデッキにはある共通点があります。それは高レベルモンスターが火力源であること

【魔導真竜召喚獣】は真竜と召喚獣、【恐竜竜星】【恐竜真竜星】はボウテンコウとそこからさらに展開されるSモンスター、【ABC】はドラゴン・バスターがそれにあたります。

 

で、これらのデッキ全てに刺さるSモンスターがいた!それがこれ↓

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このカードで相手モンスターを戦闘破壊することで、上記のデッキのキーカードの展開を封じることが出来る。

コレハ、メタレル!

 

素材縛りのないレベル8シンクロなので採用できるデッキが多いのも魅力ですね。今の環境上位デッキの中だと、《フォトン・スラッシャー》を採用した【恐竜竜星】や↓

《こけコッコ》を採用した【ABC】↓

あと【魔術師】なんかは《超弦の魔術師》のP召喚からお手軽レベル8シンクロが狙えます。

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《クリムゾン・ブレーダー》を展開できるデッキというが、今の環境では大きな強みになりそうです。

 

《ロストワールド》を使った恐竜コンボが強い!【今更】

コンボ1 手札二枚からトリシューラ

手札に《ロストワールド》と《魂喰いオヴィラプター》がある状態で

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《ロストワールド》発動→《魂喰いオヴィラプター》通常召喚し①効果で《幻想のミセラサウルス》サーチ

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→《ロストワールド》②効果で相手フィールドにジュラエッグトークン生成→《幻想のミセラサウルス》①効果発動→相手のジュラエッグトークンを対象に《魂喰いオヴィラプター②効果発動→《ロストワールド》④効果でトークン破壊の代わりに《ベビケラサウルス》をデッキから破壊する

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→《ベビケラサウルス》効果で《幻想のミセラサウルス》リクルート→墓地のミセラサウルス②効果で自身を除外し《ジュラック・アウロ》リクルート

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→《魂喰いオヴィラプター》《幻想のミセラサウルス》《ジュラック・アウロ》の三体を素材に《氷結界の龍 トリシューラ》S召喚

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お手軽トリシューラ。墓地に《幻想のミセラサウルス》を含めた4枚の恐竜族が肥えるため、次のターンの展開の“弾”を用意できるのも優秀。

【恐竜竜星】ならボウテンコウを経由することで最終盤面をレベル7~9シンクロ+竜星《竜星の九支》にも出来る。

 

コンボ2 切り返しからの制圧

手札に《ロストワールド》と《魂喰いオヴィラプター》があり、墓地に恐竜族がある状態で

《ロストワールド》発動→《魂喰いオヴィラプター》通常召喚し①効果で《究極伝導恐獣》サーチ

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→《ロストワールド》②効果で相手フィールドにジュラエッグトークン生成→相手のジュラエッグトークンを対象に《魂喰いオヴィラプター》②効果発動→《ロストワールド》④効果でトークン破壊の代わりに《ベビケラサウルス》をデッキから破壊する→《ベビケラサウルス》効果で《幻想のミセラサウルス》リクルートしオヴィラプターと合わせて 《エヴォルカイザー・ドルカ》or《エヴォルカイザー・ラギア》をX召喚

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→墓地の恐竜族二体を除外し《究極伝導恐獣》特殊召喚

 

《究極伝導恐獣》で相手モンスターを全て戦闘破壊しつつ、エヴォルカイザーで制圧も出来る展開。単純に強い。

 

《テラ・フォミーング》を採用している【恐竜真竜星】では《ドラゴニックD》以外の第二のサーチ先としてこの《ロストワールド》が採用されています。

《ドラゴニックD》を絡めたぶっ壊れ展開には劣るものの↓

《ロストワールド》展開も十分に強力で、フィールド魔法を絡めた強力コンボを複数持っているのが【恐竜真竜星】の強みと言えますね。

 

現環境最強コンボ!【恐竜真竜竜星】のトリシュV.F.D.展開

今の環境デッキで最もぶっ壊れたコンボを持つのは間違いなく【恐竜真竜竜星】でしょう。

手札二枚からトリシューラを経由して超制圧布陣を作ることができます。

 

そのコンボがこれ↓

手札に《ドラゴニックD》《魂喰いオヴィラプター》がある状態で

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《魂喰いオヴィラプター》通常召喚①効果で《ベビケラサウルス》サーチ

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→《ドラゴニックD》③効果で手札の《ベビケラサウルス》破壊し《真竜皇リトスアジムD》サーチ

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→《ベビケラサウルス》効果で二枚目の《ベビケラサウルス》リクルート→《魂喰いオヴィラプター》②効果でフィールドの《ベビケラサウルス》破壊し墓地の《ベビケラサウルス》蘇生→《ベビケラサウルス》効果で三枚目の《ベビケラサウルス》リクルート→手札の《真竜皇リトスアジムD》①効果でフィールドの《ベビケラサウルス》二枚を破壊し自身を特殊召喚(エクストラデッキ除外効果も発動)→《ベビケラサウルス》二体分の効果で《幻創のミセラサウルス》と《ジュラック・アウロ》をリクルートし二体で 《源竜星-ボウテンコウ》S召喚

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→ボウテンコウ①効果で《竜星の九支》サーチ&セット

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→ボウテンコウ②効果で《地竜星-ヘイカン》をデッキから墓地に送り自身のレベルを3にする→墓地の《幻創のミセラサウルス》②効果でレベル2恐竜をリクルートしボウテンコウと《魂喰いオヴィラプター》と合わせて《氷結界の龍 トリシューラ》S召喚

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→ボウテンコウ③効果で竜星リクルート→《真竜皇リトスアジムD》と《氷結界の龍 トリシューラ》で《真竜皇V.F.D.》X召喚

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最終盤面:《真竜皇V.F.D.》竜星モンスター+《竜星の九支》

 

手札二枚始動でトリシューラでの除外を行いつつ《真竜皇V.F.D.》+《竜星の九支》での制圧盤面が作れるコンボ。《ドラゴニックD》《ベビケラサウルス》または《ドラゴニックD》《プチラノドン》始動でも同じ展開が可能。

《ドラゴニックD》が制限になった今でも高い安定性で行えるコンボであり、このぶっ壊れ展開っぷりは今の遊戯王の中でも最強でしょう。

 

先行でのこのコンボを止める方法は手札誘発しかなく、今の環境は《幽鬼うさぎ》《灰流うらら》が必須と言われる理由も分かりますね。

【HERO】に《ドラゴノイド・ジェネレーター》採用でBloo-D展開がお手軽に!?

《ドラゴノイド・ジェネレーター》を使えば《D-HERO Bloo-D》展開が捗る模様。

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《ドラゴノイド・ジェネレーター》発動し効果でトークン二体生成→《E・HERO エアーマン》通常召喚し効果で《D-HERO Bloo-D》サーチ

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→これでフィールドに三体のモンスターが揃いそれらをリリースして《D-HERO Bloo-D》特殊召喚

 

《E・HERO エアーマン》は現在準制限カードであり、さらに《E-エマージェンシーコール》《ヒーローアライブ》とサーチ・リクルート手段に恵まれているため、

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《ドラゴノイド・ジェネレーター》さえ握れれば高確率でBloo-Dまで展開できる。

 

《ドラゴノイド・ジェネレーター》は他にも【真竜】と相性が良く↓

このカードのポテンシャルを最大限活かした【HERO真竜】なんてデッキも面白そう。

 

ゴウフウ使えばヴァレルロード余裕でした。。

《BF-朧影のゴウフウ》を使ったお手軽《ヴァレルロード・ドラゴン》展開の紹介。

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手札に《BF-朧影のゴウフウ》と効果モンスターがある状態で

《BF-朧影のゴウフウ》特殊召喚し①効果でトークン二体生成→トークン二体で《プロキシー・ドラゴン》リンク召喚

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→効果モンスター通常召喚し《BF-朧影のゴウフウ》と《プロキシー・ドラゴン》と合わせて《ヴァレルロード・ドラゴン》リンク召喚

 

《ヴァレルロード・ドラゴン》は《スケープ・ゴート》一枚から展開することもできますが↓

《BF-朧影のゴウフウ》からならタイムラグなく展開できるため即効性があり、EXデッキの圧迫も少ないのが利点。

 

【BF】なら《黒い旋風》から《BF-朧影のゴウフウ》を安定してサーチすることができ、《ダーク・バースト》でゴウフウの使い回しも可能。

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もしや《ヴァレルロード・ドラゴン》のポテンシャルを最も活かせるデッキって、【BF】なんじゃ・・!?

 

《トリックスター・ブラッディマリー》の登場で【トリックスター】大幅強化確定!?

Vジャンプ2017年9月号の応募者全員サービスパックで登場する新規カード↓

《トリックスター・ブラッディマリー》
リンク2/光属性/天使族/攻2000
【リンクマーカー:右/左下】

「トリックスター」モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードのリンク先に「トリックスター」モンスターが召喚・特殊召喚される度に、自分は200LP回復する。
(2):手札から「トリックスター」カード1枚を捨てて発動できる。お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする。この効果の発動時に自分のLPが相手より2000以上多い場合、この効果で自分がドローする枚数は2枚になる。

 

このカード最大の目玉は②効果。相手にもドローさせるというのがポイントで、これにより《ドロール&ロックバード》《トリックスター・リンカーネイション》のハンデスコンボを能動的に発動させられるようになる。

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これまでこのハンデスコンボは相手依存なのが弱点だったのですが、《トリックスター・ブラッディマリー》が登場することでより積極的にハンデスが狙えるようになります。

これは超強化じゃろ!

 

《トリックスター・ブラッディマリー》のリンク召喚も超お手軽で、《トリックスター・キャンディナ》または《トリックスター・ライトステージ》一枚から展開可能。

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《トリックスター・キャンディナ》⇔《トリックスター・ライトステージ》⇒《トリックスター・リリーベル》と連続サーチ

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→《トリックスター・リリーベル》①効果で特殊召喚し《トリックスター・キャンディナ》と合わせて《トリックスター・ブラッディマリー》リンク召喚

 

墓地にトリックスターモンスターがあるならリリーベル②③効果でサルベージができ、そのままブラッディマリー②効果のコストも用意できる。

 

このお手軽さ、シナジーの強さ、、《トリックスター・ブラッディマリー》、これは【トリックスター】超強化待ったなし!

 

Vジャンプ 2017年 09 月号 [雑誌]

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デストルドーとダークヴルム採用で【ABC】は超展開コンボが可能に!?

2017年7月15日開催の大会で優勝したデッキ↓

第166回ALANN CUP 1位C【ABC】

 

このデッキの特徴は《亡龍の戦慄-デストルドー》と《覇王眷竜ダークヴルム》が3積みされていたこと。

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この二枚を採用することで手札三枚から《ヴァレルロード・ドラゴン》と《ABC-ドラゴン・バスター》を揃えるコンボが出来ます。

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以下その展開↓

手札に《竜の渓谷》と《亡龍の戦慄-デストルドー》または《覇王眷竜ダークヴルム》+ユニオンがある状態で

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《竜の渓谷》発動し効果で手札とデッキから《亡龍の戦慄-デストルドー》と《覇王眷竜ダークヴルム》を墓地に送る→ダークヴルム②効果で自己蘇生→デストルドー②効果で自己蘇生しダークヴルムと合わせて《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》S召喚

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→エンシェント効果でフィールド魔法破壊し《ユニオン格納庫》サーチ

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→《ユニオン格納庫》発動し①効果で《B-バスター・ドレイク》サーチ

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→《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》効果で《B-バスター・ドレイク》特殊召喚→《ユニオン格納庫》②効果で《C-クラッシュ・ワイバーン》装備

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→《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》と《B-バスター・ドレイク》で《プロキシー・ドラゴン》リンク召喚

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→チェーン1:《C-クラッシュ・ワイバーン》③効果、チェーン2:《B-バスター・ドレイク》③効果の順でチェーンを組む(この時手札にユニオンが無いとクラッシュ・ワイバーンの効果を発動できないので注意)→バスター・ドレイク③効果で《A-アサルト・コア》サーチ

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→《C-クラッシュ・ワイバーン》③効果で《A-アサルト・コア》特殊召喚→手札のユニオンを通常召喚しアサルト・コアと《プロキシー・ドラゴン》と合わせて《ヴァレルロード・ドラゴン》リンク召喚→アサルト・コア③効果で通常召喚したユニオンをサルベージ→これで墓地にABCユニオンが揃い、それらを除外して《ABC-ドラゴン・バスター》特殊召喚

最終盤面:《ヴァレルロード・ドラゴン》《ABC-ドラゴン・バスター》(実質手札消費二枚)

 

これまで紹介した《デコード・トーカー》《ABC-ドラゴン・バスター》ルート↓

よりさらに凶悪な盤面が作れるコンボ。

エンシェントの制約から《ヴァレルロード・ドラゴン》③効果をすぐに使えないのは残念ですが、①効果の耐性から場持ちが良く、②効果のデバフから戦闘でも有利を取れるため、《ABC-ドラゴン・バスター》と合わせた盤面制圧力はもう相当強い!

 

やっぱり【ABC】はリンク召喚と相性が良すぎますね。次の新制限で再び規制を受けるABCの悲しい未来が見える。。

 

《天岩戸》を採用した【命削り真竜】が大会上位に!その活用法は?

2017年7月16日開催の大会で上位入賞したデッキ↓

はっちCS×ドラスタ杯 in ドラゴンスター岸和田春木店 2位B【命削り真竜】

 

このデッキの特徴は《天岩戸》が採用されていたこと。

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このカードをまず場に出すことで、安全に真竜展開を通せるようになるのが強み。

相手フィールドモンスターはもちろん、手札誘発を封じることもできるため、《灰流うらら》や《幽鬼うさぎ》での妨害が効かなくなるのも強力。

《天岩戸》に召喚権を使っても、真竜永続魔法・罠②効果から真竜を展開することで動きを両立させることができるため、腐る心配も少ない。

 

《天岩戸》はエンドフェイズに手札に戻るため、戦闘破壊される心配なく毎ターンその効果を使うことができるのも優秀。この動きが出来れば、自ターンでの相手モンスター効果の発動を半永久的に封じ込めることができる。

《天岩戸》はこちらのモンスター効果の発動も封じてしまうものの、真竜モンスターは基本的に相手ターンで効果を使うため、こちらの動きの阻害はほとんどしないのも好相性。

 

このデッキではこれに加えて《スキルドレイン》も3積みされており、モンスター効果メタに特化した構築になっていました。

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ちなみに《スキルドレイン》は永続罠なので真竜のリリース素材にすることもでき、こちらの好きなタイミングでスキドレ解除が出来るのもめちゃくちゃ相性が良いです。

 

《天岩戸》は最新パック『サークット・ブレイク』で登場した新規カードで、個人的にはまったく注目していないカードだったのですが、まさかこんな活用法があったとは。。

使い方次第で地味なカードもガチになる。これぞ遊戯王の醍醐味ですね。

 

天岩戸 ノーマル 遊戯王 サーキット・ブレイク cibr-jp036

天岩戸 ノーマル 遊戯王 サーキット・ブレイク cibr-jp036

 

大会で結果を残した【魔導ブラマジ】デッキ考察

2017年7月9日開催の大会で上位入賞したデッキ↓

海色杯 ベスト8【魔導ブラマジ】

 

【ブラックマジシャン】に魔導ギミックを出張しデッキ回転力を高めた構築。

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《マジシャンズ・ロッド》や《幻想の見習い魔導師》が《ルドラの魔導書》のコストとして相性が良く、これらの効果でサーチをしつつ、さらにルドラでのドローに繋げることで非常に高濃度のデッキ回転が可能になる。

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《永遠の魂》がある状態なら《ブラック・マジシャン》をルドラのコストにするのも良いですね。

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【ブラックマジシャン】は元からドロー・サーチが豊富なテーマでしたが、これに魔導ギミックを取り入れることでさらにデッキ回転力が増し、カードパチパチで脳汁ドバドバ!

この超安定したデッキ回転力を活かして《ブラック・マジシャン》と各種メタカードで相手を翻弄していけるのがこのデッキの強みですね。

【ABC】に《こけコッコ》採用でドラゴン・バスターが捗りまくり!?

2017年7月9日開催の大会で上位入賞したデッキ↓

海色杯 3位【ABC】

 

このデッキで特徴的だったのは《こけコッコ》が3積みされていたこと。

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このカードを絡めることで初動《ABC-ドラゴン・バスター》の安定性が大幅に向上します。

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以下そのコンボ↓

先行パターン

手札に《こけコッコ》と《ユニオン格納庫》がある状態で

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《こけコッコ》①効果で特殊召喚→《ユニオン格納庫》発動し①効果で《A-アサルト・コア》サーチ&通常召喚

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→《ユニオン格納庫》②効果で《B-バスター・ドレイク》装備

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→《こけコッコ》と《A-アサルト・コア》で《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》S召喚

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→《B-バスター・ドレイク》③効果で《C-クラッシュ・ワイバーン》サーチ

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→《A-アサルト・コア》効果で《B-バスター・ドレイク》サルベージ→《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》効果からフィールド魔法破壊から《疑似空間》サーチ

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→《疑似空間》発動から《ユニオン格納庫》をコピー→《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》効果で《C-クラッシュ・ワイバーン》特殊召喚→《ユニオン格納庫》②効果で《B-バスター・ドレイク》を装備→エンシェントとクラッシュ・ワイバーンで《プロキシー・ドラゴン》リンク召喚

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→《B-バスター・ドレイク》③効果で任意のユニオンサーチ→《C-クラッシュ・ワイバーン》③効果で手札のバスター・ドレイク特殊召喚から《プロキシー・ドラゴン》と合わせて《デコード・トーカー》リンク召喚

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→《B-バスター・ドレイク》③効果で任意のユニオンサーチ→これで墓地にABCユニオンが揃い、それらを除外して《ABC-ドラゴン・バスター》特殊召喚

最終盤面:《デコード・トーカー》《ABC-ドラゴン・バスター》(実質手札消費0)

 

各種ユニオンの③効果を過労死させながら展開&アド回復しつつ《ABC-ドラゴン・バスター》を展開できるコンボ。ちょっとこれは強すぎるよね。。

 

後攻パターン

手札に《こけコッコ》と《ユニオン格納庫》がある状態で

《こけコッコ》②効果で特殊召喚→《ユニオン格納庫》発動し①効果で《A-アサルト・コア》サーチ&通常召喚→《ユニオン格納庫》②効果で《B-バスター・ドレイク》装備→《こけコッコ》と《A-アサルト・コア》でランク4またはレベル8シンクロン展開→《B-バスター・ドレイク》③効果で《C-クラッシュ・ワイバーン》サーチ

 

こちらは《ABC-ドラゴン・バスター》をすぐに展開することこそできないが、ABCユニオン三枚をデッキから引っ張り出すことができるため、次のターンでのドラゴン・バスター展開が狙える。

状況に合ったランク4またはレベル8シンクロを展開することでしっかり盤面を切り返せるのも優秀。

 

他にも【ABC】は《亡龍の戦慄-デストルドー》を絡めたコンボもあったり↓

新環境仕様に着実に“開発”が進んでますな。