ボンクラの哲学

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『クロスオーバー・ソウルズ』で大幅強化された真・帝デッキ考察


『クロスオーバー・ソウルズ』画像つき全カードリスト - ボンクラの哲学

 

『クロスオーバー・ソウルズ』のカードリストを見てまずピコピコーンきたのが帝の強化↓

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実は前から少しずつサポートカードが増えていたテーマでもあって↓

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今回の強化でついに時は満ちたというか構築パーツが完全に揃った感があります。これは組むしかない!

 

真・帝デッキをつくろう

まず使えそうなカードを上げていくと

リリース源

帝のアドバンス召喚をサポートする新たに追加された五種の家臣の中でもアドバンス召喚されたときのサーチ・サルベージ効果が優秀な《風帝家臣ガルーム》と《地帝家臣ランドローブ》は必須。ただどちらも特殊召喚するための条件が受身なため能動的に特殊召喚できアドバンス召喚権を追加できる《雷帝家臣ミスラ》も採用候補。

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上級帝

使いやすいのはやっぱり《邪帝ガイウス》と《風帝ライザー》。

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あとは相手が展開していなくても能動的に効果を発動できる《炎帝テスタロス》も採用圏内。

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最上級帝

《真帝王領域》の登場で格段に出しやすくなった。その中でも強力なのが《烈風帝ライザー》。

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必須家臣の《風帝家臣ガルーム》とも属性が噛み合っており、これからアドバンス召喚できれば一気にフィールドアド、テンポアドともに有利になる。

あとはエクストラデッキ破壊の《轟雷帝ザボルグ》、闇属性メタの《怨邪帝ガイウス》はサイドデッキ要員として優秀。

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サポートカード

帝の専用サポートカードである『帝王』シリーズの中で有用なのは、強力なフィールド魔法の《真帝王領域》、帝をガジェット化できる《帝王の開岩》、相手モンスターでアドバンス召喚できる《帝王の烈旋》、相手ターンにもアドバンス召喚できるようになる《連撃の帝王》、これら帝王カードをサーチできる《帝王の深怨》の五枚。

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また今回登場した新カードの中では《一回休み》とも非常に相性が良い。f:id:bonkula-t:20150215000915j:plain

アドバンス召喚した帝はこのカードの影響を受けず、帝家臣も“手札で発動する効果”なため無効になることもない。【帝】では一方的に相手を封殺できるカードとして採用できる。

 

サンプルレシピ

上記の使えるカードをとりあえずぶち込んで作った即席デッキがこちら↓

風帝家臣ガルーム×3
地帝家臣ランドローブ×3
雷帝家臣ミスラ×3
邪帝ガイウス×3
風帝ライザー×3
炎帝テスタロス×2
烈風帝ライザー×2
バトルフェーダー×2

真帝王領域×2
テラ・フォーミング
帝王の開岩×2
帝王の烈旋×3
帝王の深怨×3
ハーピィの羽根箒

連撃の帝王
一回休み×2
マクロコスモス×3
神の宣告

(エクストラデッキなし、サイドデッキは割愛)

 

環境との相性

上記のデッキで環境トップメタとテストマッチしてみた結果↓

【影霊衣】

【影霊衣】はエクストラデッキからの展開はほぼないためキーカードの《真帝王領域》が刺さらない。こちらが《邪帝ガイウス》を出して攻め込んでもそれに対する切り返しが《トリシューラの影霊衣》じゃ割りに合わない。不利。

 

【クリフォート】

《真帝王領域》でエクストラデッキからのペンデュラム召喚を封じられればそこそこ有利に戦える。ただ《スキルドレイン》を張られると一気にキツくなり、アドバンス召喚したクリフォートに《地帝家臣ランドローブ》が効かない(特殊召喚できずに腐る)のも地味ながら痛いポイント。全体的にみると微不利。

 

【シャドール】

こちらはエクストラデッキを使わないため《影依融合》のデッキ融合のメリットを封じられる。こちらのデッキの性質上すべてのエルシャドールの効果が刺さらない。そもそも《真帝王領域》を張っていればその融合さえ封じられる。

リバースモンスター?ライザー効果デッキトップで。

総じてガン有利

 

デッキを回してみて分かったこと

・相手の展開ありきじゃないと動けない

《地帝家臣ランドローブ》《帝王の烈旋》は相手フィールドにモンスターがないと使うことができず、そこから出てくる《邪帝ガイウス》《風帝ライザー》も相手フィールドにカードがなければデーモンの召喚以下のバニラでしかない

相手が事故っているとこちらも攻めあぐねてしまうというのは致命的。特に先行は本当にやることがない

 

・デッキの回転の核となるカードが微妙に安定しない

帝家臣をサーチできる《風帝家臣ガルーム》はアドバンス召喚されたモンスターがいないと特殊召喚できない。帝をサーチできる《帝王の開岩》はアドバンス召喚からでないと効果を使えない。帝王カードをサーチできる《帝王の深怨》は手札に帝モンスターがいないと使えない。

など安定したアドバンス召喚をするためのサポートカードの効果の発動がアドバンス召喚を条件にしているという軽い矛盾のせいでそれぞれのサーポートカードがあるにも関わらず事故りやすいといった印象。

 

・帝家臣の使い勝手があまりよくない

帝家臣三種三枚積みすればアドバンス召喚も安定!・・・かと思いきや、最も序盤で使いたい《風帝家臣ガルーム》はアドバンス召喚してからでないと特殊召喚ができず、《地帝家臣ランドローブ》は効果は強力だが最序盤では腐りやすく、特殊召喚自体は容易な《雷帝家臣ミスラ》にはアドバンテージ要素がない、とそれぞれ有用な場面が異なってくるため、複数積みしていても事故りやすい。

 

・上記の理由で《真帝王領域》もそこまで機能しない

《帝王の深怨》や《テラ・フォーミング》で手札にもってくること自体は容易だが、単体で機能するカードではなく帝をアドバンス召喚することが前提のカードであるため、その帝を場に出せなかったり場に出してもすぐに除去されたりこのカードのほうが除去されたりと予想以上に仕事ができる場面が少ない。結果的に③の効果で最上級帝も出せる機会も少なくなり・・・と負のスパイラル。

 

結論

新カードを見たときは『ワンチャン【帝】の環境入りも・・・』なんて思ったのですが実際に組んで回してみると、、というか予想以上に構築が難しい!デッキの安定化を高めるカードにも事故要素を孕んでいるため、それぞれの枚数調整が非常にシビア。とりあえず上記のサンプルレシピのようなキーカードをテンプレ通りにぶっこんだだけでは強さを発揮するテーマではないようです。

そういう意味では上級者向けでまだまだいくらでも工夫の余地のあるテーマになったともいえる。秘めたポテンシャルは間違いなくあるはずなので、『テンプレ構築で勝てるデッキにはもう飽きた』という玄人デッキビルダーにこそオススメです!

 

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『ストラクチャーデッキR -真帝王降臨-』以降の【帝】デッキ考察はこちら↓