このカードがメインなの!?大会でも結果を残した【稲荷火ビート】デッキ考察
なにやらちょっと変わったデッキが大会で上位入賞したらしい↓
第2回土浦CS 3位【稲荷火ビート】: デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索
い、【稲荷火ビート】だと・・・!?
デッキ名ともなっている《稲荷火》というカード↓
このカード単体で見ると、とてもこれを主軸にデッキを作ろうと思うようなパワーカードではない。なんだけどデッキレシピを見てみると、なるほどたしかに《稲荷火》の特性からスタートしたデッキなんだとわかる。
《稲荷火》の特性その1 クラウンブレードと相性が良い
《稲荷火》は自分フィールド上に魔法使い族モンスターが存在する場合に特殊召喚することができる。《Emトリック・クラウン》を毎ターン墓地とフィールドに行き来させるクラウンブレードなら《稲荷火》の特殊召喚条件を満たすことは容易であり、さらに自身もレベル4であることからエクシーズ素材としても噛み合っている。また他の特殊召喚モンスターと違い《稲荷火》は効果破壊に強いという特性から《激流葬》などに対しても擬似的な耐性があるところも魅力。
《稲荷火》の特性その2 炎属性かつ守備力が200である
このステータスによって活きるのがこの二枚↓
《フレムベル・ヘルドッグ》は戦闘破壊を介することで《稲荷火》をリクルートしそのままランク4に繋げることができる。それらが除去されても《真炎の爆発》から丸ごと蘇生が可能。
今の環境では《フレムベル・ヘルドッグ》のステータスでの戦闘破壊は難しくなってきているため、このデッキでは《ジュラゲド》《蛮勇鱗粉》などの扱いやすいステータス上昇カードが採用されている。
これらのカードは《H・C 強襲のハルベルト》とも相性が良く、これらのカードを駆使することで通常モンスターから現環境で最も厄介な《星守の騎士 プトレマイオス》を戦闘破壊しつつアドが取れるというのがこのデッキの大きな強みなんじゃないでしょうか。
全体的に見るとブン回りの強さよりも少ないリスクで確実にアドを取りながら攻めれるデッキといった印象。あとは《フレムベル・ヘルドッグ》《真炎の爆発》に対応する優秀なレベル4新規がこれから登場してくれれば、、さらに強力なデッキに化けるんじゃないでしょうか。(稲荷だけに