《超重武者ヌス-10》《超重武者ヒキャーQ》に見る今後の【超重武者】強化の方向性
【超重武者】はアニメ『遊戯王ARC-V』の主要キャラクターの一人である「権現坂 昇」の使用デッキであり、
新パックが出るたびにちょくちょく強化されてきてはいたんですが、今回の『ディメンション・オブ・カオス』での新規カードでやっとテーマ独自の方向性が見えてきました。
まずはこのカード↓
《超重荒神スサノ-O》に続いて相手の魔法・罠を奪える効果を持つ超重武者で、
スサノ-Oが墓地からの奪取なのに対しヌス-10はフィールドから、さらに相手Pゾーンのカードも奪うことができる点が非常に優秀。
このカードの登場で【超重武者】は相手の魔法・罠、Pゾーンを奪って戦うフルモンスターデッキというカタチが見えてきました。
続いてこれ↓
【超重武者】では必須カードの《超重武者装留イワトオシ》《巨大ネズミ》
を相手に送りつけて戦闘破壊すれば能動的なアド獲得が可能で、同じく『ディメンション・オブ・カオス』新規の《超重武者ツヅ-3》
とも相性が良い。他にもレベル4またはレベル8超重武者を送りつけ、《超重武者タマ-C》と合わせてS召喚に利用する
というプレイングも可能で活用できる範囲は広い。
このカードの登場で手札のモンスターを相手フィールドに特殊召喚することでアド獲得またはこちらの展開に繋げるというこれまた【超重武者】の新しい方向性が見えてきました。
《超重武者ヌス-10》《超重武者ヒキャーQ》の登場で【超重武者】は相手の魔法・罠、Pゾーンを奪い、こちらのモンスターは相手に送りつけながらアド獲得していくフルモンデッキというテーマ独自の色が出てきたんじゃないでしょうか。この二体だけではまだ環境入りは難しそうですが、今後もこの路線の強化カードが登場すればかなりおもしろいデッキが作れそう。