遊戯王らぼ

遊戯王OCG・デュエルリンクスのコンボや環境デッキを紹介するブログ

あまりにも強すぎる。。今の環境トップを突っ走る【EMEm】の強みと対策

ディメンション・オブ・カオス』発売以降の環境は完全に【EMEm】の一人勝ち、独走状態になってしまいましたね。。

この【EMEm】というデッキを実際に使ってみると分かるんですが、あまりにも強すぎる。。

近年の遊戯王でも稀にみる環境クラッシャーただ強デッキが生み出されてしまったという感じですね。ここ最近はなんだかんだ環境バランスが良かっただけに、このデッキの登場はなんていうか、、KONAMIさんやっちまったなァ!

 

 【EMEm】で採用されている各カードの動きやコンボについてはこちらの記事でまとめているので↓

この記事では【EMEm】デッキとしての強みとその対策について考察していきます。

 

【EMEm】の強み

【EMEm】最大の強みは1ターンでのP召喚を絡めたランク4の大量展開。

先行1ターン目からでもランク4を2~3体は容易に揃えることができ、その中でも制圧力のあるこれら↓

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を複数体並べることで相手に何もさせずにそのまま勝ててしまう。このランク4の展開力が従来のランク4系デッキに比べ明らかに【EMEm】は勝っている。

上記の先行での制圧パターンが強力なら後攻でのワンキル火力を出すのが容易なのもこの【EMEm】の恐ろしさ。その火力源となっているのがこのカード↓

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キーカードがすべて魔法使い族である【EMEm】では簡単にX召喚でき、展開力の優れたこのデッキでは②の連続攻撃付与効果も積極的に狙っていける。このカードと《鳥銃士カステル》《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》などの突破力のあるXモンスターを複数並べ連続攻撃を付与することで相手モンスターを除去しつつ後攻1キル火力を出すことも可能になる。

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“早さ”が非常に重要である今の遊戯王において先行1ターン目での超制圧、後攻1ターン目での突破力+超火力と柔軟に動きを変えることができ、かつそれを安定して行えることがこの【EMEm】のチートっぷりなのです。

 

【EMEm】対策となるカード

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【EMEm】はP召喚から連続エクシーズを行うデッキなので、このカードを使うことでこちらの大量ドローor相手の展開の足止めの二択を迫ることが可能。大量ドローができれば相手との物量差を、相手が展開を止めてくれれば制圧力や火力を抑えることができるため、こちらとしてはかなり“使い得”なカードになる。

 

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相手先行《星守の騎士 プトレマイオス》《フレシアの蟲惑魔》に対する解答となるカード。対モンスターに制圧力のあるこれらのカードをまとめて除去、無効化することができる。

 

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【EMEm】最大の強みであるP召喚を無効破壊できるカウンター罠。先行で伏せることができればかなり有利に立ち回れるが上記の通り【EMEm】は非常に早いデッキなので相手先行で先に展開されてしまうともう手遅れになる場面が多い。

 

【EMEm】というデッキはここ最近出た新規の強いカード全部入ってそれにシナジーまで形成させたようなデッキであるため、正直デッキパワーだけでいえば完全に環境でも頭一つ飛び抜けちゃってます。

次の制限改定までこの“EMEm環境”は続いてしまうのか。。