2015年10月からのリミットレギュレーションとこれからの環境考察
2015年10月からのリミットレギュレーションが判明しましたね↓
俺のターン!! : 2015年10月からのリミットレギュレーション判明【新禁止・制限】
注目所といえばやはり《星守の騎士 プトレマイオス》の禁止でしょうか。
こいつのせいでランク4環境があまりにも優秀になりすぎてしまっていたので、これは妥当な禁止化枠でしょう。
環境入りしているテーマの調整点を見ていくと
【HERO】は《E・HERO シャドー・ミスト》制限化、《E・HERO バブルマン》の制限解除
シャドー・ミストは【HERO】のキーカードですが、サーチ・リクルート手段が豊富なためそこまでの痛手にはならなそう。むしろバブルマンが制限解除されたことでレベル4の展開力が上がり、1ターンでM・HEROとランク4という布陣を揃えやすくなるんじゃないでしょうか。バブルマンが手札に来やすくなったことから魔法・罠・Pゾーン対策として機能する《M・HERO アシッド》を出しやすくなったのも何気においしいポイント。
【魔術師】は《慧眼の魔術師》は制限化されましたが、
他のサーチ要因である《EM・ドクロバットジョーカー》と《ペンデュラム・コール》は無傷だったためそこまでの痛手にはならなそう。
【海皇】では《深海のディーヴァ》が制限化、《水精鱗-ディニクアビス》の準制限化
《深海のディーヴァ》の制限化は致命的。【海皇】の初動の強さを支えるキーカードでありながらサーチ手段がないカードでもあるため、制限化されることで一気に安定面が脆くなってしまった。一応《水精鱗-ディニクアビス》が制限から準制限に緩和されたことから【水精鱗海皇】に活路を見出すこともできなくもなさそうですが、個人的には【海皇】は大きな弱体化を受けてしまったという印象。
【影霊衣】は《影霊衣の術士 シュリット》の制限化、《マンジュ・ゴッド》の制限解除
一見《影霊衣の術士 シュリット》の制限は痛手に思えますが、《カタストルの影霊衣》を採用することで再利用できるため工夫次第ではまだなんとかなりそう。《マンジュ・ゴッド》の制限解除と強化点もあるので、まだまだ環境で戦える?
あとは【ライトロード】と【六武衆】のキーカードが準制限に緩和されたのも見逃せないポイント。
特にライトロードはここ最近ひっそりと強化されていて↓
最大の天敵であった《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》も《星守の騎士 プトレマイオス》の禁止化に伴って環境落ちするため、新環境ではかなりアツいテーマになるんじゃないかと思ったり。
あと制限解除された注目カードとしては《混沌帝龍 -終焉の使者-》
最近の環境ではめっきり見なくなりましたが、改めて効果を見てみると、やっぱりヤバい!制限解除されたことでこのカードを主体とした【カオス】デッキが作れるようになって、、これは捗りそうや。。
とここまで見ると非常にバランスの取れた新制限に思えますが、今の環境で最も重要なテーマが規制されてない!なんで【EMEm】が野放しになってるの!?
今の環境での【EMEm】の強さはこの通りで↓
これを規制しないとかバカなの?《星守の騎士 プトレマイオス》の禁止くらいじゃまったく足りない。最低でも《EMペンデュラム・マジシャン》の禁止はあると思ってたんですが。。
というわけで新環境は相変わらず【EMEm】一強、またはそれに新テーマ(帝?彼岸?)あたりが組み込まれるような状態になっていきそうです。