破壊剣があらゆるタイプのデッキを“狩る”!?新カテゴリ【バスター・ブレイダー】考察
『ブレイカーズ・オブ・シャドウ』で正式なカテゴリとなったバスター・ブレイダー。
前々回のレッドアイズ、前回のカオス・ソルジャーに続いて今回の新パックも原作エースモンスターが強化カテゴリ化してくれるのは古参ファンとしてはうれしいかぎり。
そんなバスター・ブレイダー関連の新規カードは全10種。
この中でもキーカードとなるのは《破壊剣士の伴竜》。
通常召喚から各種「破壊剣」カードをサーチしつつ自身をリリースすることで手札、墓地のバスター・ブレイダーを特殊召喚できる。このカードを起点に展開することであらゆるデッキをメタったバスター・ブレイダーを出すことが可能になります。
《破壊剣-ウィザードバスターブレード》をサーチすれば墓地メタ性能を持ったバスター・ブレイダーを展開可能。現在流行の【彼岸】や【海皇】【シャドール】などに強力なメタを張ることができる。③効果を使えば破壊剣の張替えもできる。
《破壊剣-アームズバスターブレード》をサーチすれば永続魔法・罠、フィールド魔法、Pゾーンの効果の発動を軒並み封じるバスター・ブレイダーを展開可能。デッキ回転の柱がPゾーンである【クリフォート】、フィールド魔法である【列車】などに特に刺さる。③の効果を使えば戦闘突破力を持たせることもできる。
《破壊剣士の宿命》をサーチすれば相手の墓地を除外しつつバスター・ブレイダーの攻撃力を上げられる。墓地リソースから展開していく【インフェルノイド】に対して特に有効。
《破壊剣士融合》をサーチすれば相手のドラゴン族モンスターを融合素材に《竜破壊の剣士ーバスター・ブレイダー》を展開可能。このモンスターのドラゴン族メタ性能は凄まじく、今後ドラゴン族主体のデッキが環境入りしてきたら非常に重要度の増す展開になる。
最後に《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》をサーチしてきた場合。実はこれを絡めた展開が最も汎用性が高く強力↓
《破壊剣士の伴竜》通常召喚し①効果で《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》サーチ→《破壊剣士の伴竜》②効果で自身をリリースし手札or墓地の「バスター・ブレイダー」を特殊召喚→手札の《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》をバスター・ブレイダーに装備→ドラゴンバスターブレード③効果で装備状態からモンスターゾーンに特殊召喚→バスター・ブレイダーとドラゴンバスターブレードで《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》S召喚
→バスター・ドラゴン②効果で墓地のバスター・ブレイダー蘇生→相手ターンにバスター・ドラゴン③効果でバスター・ブレイダーにドラゴンバスターブレードを装備し相手のエクストラデッキ封じ
《破壊剣士の伴竜》一枚から《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》と《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を装備したバスター・ブレイダーを揃えるコンボ。こ、これは強い(確信
バスター・ブレイダーと相性の良いデッキは?
バスター・ブレイダーの展開はいずれも《破壊剣士の伴竜》を起点とする。でこの《破壊剣士の伴竜》が非常に優秀な反面、サーチ手段がないという弱点が。そのため、新規カードを大量投入した純【バスター・ブレイダー】を構築するとビックリするくらい事故る。そのため《破壊剣士の伴竜》以外のカードは最小限に収めたバスター・ブレイダー出張として他のデッキに採用するのが吉。その中でも相性の良いデッキが【EMEm】。
P召喚等で召喚権を残した状態で《ラヴァルバル・チェイン》をX召喚しバスター・ブレイダーを墓地に落とせば、即座に《破壊剣士の伴竜》からの上記展開が可能になる。
《破壊剣士の伴竜》3枚、バスター・ブレイダー1枚、仮想敵に合わせた破壊剣カード1枚という採用なら事故率も極力減らせるんじゃないでしょうか。
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