ボンクラの哲学

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大会優勝した【AF帝】デッキ考察

2016年2月28日の大会で優勝したデッキ↓

第1回葛西CS 1位【AF帝】- デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索

新しいタイプの【帝】が大会優勝だと・・!?

タッチAF系デッキはこれまでも幅広いデッキで出張されてきていますが、それを【帝】に、しかも環境が煮詰まってきたこのタイミングで結果を残してくるとは、、これは何かあるに違いない!

 

この【AF帝】の特徴・強みを見ていくと

①:相手ターン《アーティファクトの神智》からの各種アーティファクトによる妨害

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これはタッチAF系デッキ共通のメリット。

 

②:アーティファクトと《真源の帝王》から《セイクリッド・プレアデス》展開

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相手ターンに展開したアーティファクトと墓地の《真源の帝王》から召喚権を残した状態で《セイクリッド・プレアデス》を展開できる。このギミックのため【AF帝】はエクストラデッキ有り型で《真帝王領域》も不採用となっている。

 

③:《光帝クライス》からのアーティファクト展開&アド獲得

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手札に来てセットされたアーティファクトは《天帝アイテール》効果や《連撃の帝王》から相手ターンに特殊召喚・アドバンス召喚された《光帝クライス》で破壊することで、能動的に展開することができる。

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相手カードを《光帝クライス》で直接破壊した場合、相手にドローさせてしまうため実質1:1のカード交換になってしまうだけだが、《光帝クライス》でセットされた自身の《アーティファクト-モラルタ》を破壊した場合、レベル5展開&相手カード破壊&自身が1ドローと大幅なアド獲得ができる。

このギミックにより通常の【帝】以上に“相手ターンでのアドバンス召喚”が価値を持つデッキであるため、相手ターンに《天帝従騎イデア》をリクルートできる《トゥルース・リインフォース》が採用されているのも特徴。

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④:マッチ2戦目以降のメタに強い

《真帝王領域》での制圧を軸としたエクストラデッキ無し型の【帝】はメインデッキ一戦目では無類の強さを誇るものの、マッチ二戦目以降は《サイクロン》や《ツインツイスター》などの魔法・罠除去を複数サイドチェンジすることで簡単にメタられてしまうという弱みがあった。
しかしこの【AF帝】は上記の通り《真帝王領域》に頼った型ではなく、さらにアーティファクトの性質上、セットされたカードの除去に対しても抑止力を持たせられるため、マッチ二戦目以降もメタられにくく、安定して戦えるのが強み。

 

大会レベルで見た場合、何気に④の要素が【AF帝】一番の強みなんじゃないかと思います。一戦目で通常の【帝】だと思った相手がサイドチェンジで魔法・罠除去カードを積めば積むほど“実は不利になっている”という巧妙なメタを張ったデッキでもあるんですな。

《真帝王領域》の担っていたエクストラデッキへの制圧力も《アーティファクト-デスサイズ》や《浮幽さくら》で代替しており、

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これらは魔法・罠除去では防げない分、メタ的には《真帝王領域》より優秀な場面も多々ある。

 

メタが煮詰まった環境だからこその“強い”デッキであり、エクストラデッキからの展開や相手ターンでのアーティファクトを絡めた動きもある分、これまでの
《真帝王領域》!アドバンス召喚!ドヤっ!!
といった脳筋的な【帝】にはない難しさと面白みがある、まさに上級者向けなデッキといった感じ。

【AF帝】、深ぇ。。