遊戯王らぼ

遊戯王OCG・デュエルリンクスのコンボや環境デッキを紹介するブログ

《王者の調和》を使えばあのクェーサーもお手軽に出せる・・・だと!?

2016年7月9日発売の『インベイジョン・オブ・ヴェノム』で登場する新規カード↓

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初めてこのカードの効果を見たときは、、正直舐めてましたすみません。。

このカード最大の特徴はレベルの合計さえ同じならシンクロ素材縛りを無視したS召喚が可能になるというところ。

 

例えばレベル4モンスターとレベル4チューナーでレベル8シンクロを行い、相手の攻撃に対して《王者の調和》を発動した場合、いろいろすっ飛ばして《シューティング・クェーサー・ドラゴン》をS召喚できてしまう

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これはやびゃー!

 

他にも【青眼】なら《青眼の精霊龍》や《蒼眼の銀龍》への攻撃に対し《王者の調和》を発動し、墓地のレベル1チューナーと合わせて除外することで《レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント》をS召喚

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次のターン①の破壊効果から一気に盤面をひっくり返しつつワンパン超火力といった王者の逆転劇も可能に。《青眼の精霊龍》《蒼眼の銀龍》はともに疑似的な除去耐性を持っていることから戦闘での破壊が狙われやすく、そういった意味でも《王者の調和》の発動が狙いやすくなっているのもポイント。

 

こんな感じでうまく使えれば脳汁間違いなしの《王者の調和》ですが、自分フィールドにSモンスターがいなければ確実に腐り、さらに今の環境は効果除去が蔓延していてステータスの高い高レベルSモンスターほど効果除去されやすいため《王者の調和》の発動が狙いにくくなるというジレンマが発生する。

あとは最も戦闘破壊を狙われるであろう《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》に対して無力であるのも悲しいところ。。

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こんな感じで《王者の調和》は一見地味なカードに見えるけど発動さえできればド派手な展開へ持っていけるポテンシャルがある反面、一見使え易そうに見えてその実かなり腐りやすいという、何とも香ばしいカードだったりします。

ロマンはあるけど使いこなすのは難しい、まさに“キング”向けのカードやね!