ボンクラの哲学

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《DD魔導賢者トーマス》の採用率上昇と《DDD双暁王カリ・ユガ》の有用性の話

最近の大会上位の【DD】構築を見ていると《DD魔導賢者トーマス》《DDD死偉王ヘル・アーマゲドン》などのレベル8DDの採用が増えてきています。

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 必須カードである《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》に加えこれらのレベル8DDを採用することで《トレード・イン》を活用できるようになり、よりデッキ回転力が上がるというのがまず一つのメリット。

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そしてもう一つは《DDD双暁王カリ・ユガ》を展開できるようになること。

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《DD魔導賢者トーマス》のモンスター効果を使うことで簡単にX召喚することができる。で、この《DDD双暁王カリ・ユガ》が今の環境に非常に強いということで評価が上がってきているのです。

【メタルフォーゼ】に対しては②効果で自ターン・相手ターン共に相手のPゾーンを潰すことができ、【ABC】に対しては同じく②効果で《ユニオン格納庫》を潰すことができる。【DD】ミラーマッチでは相手の契約書潰しとしてはもちろん、攻撃力3500のエンクシーズモンスターであることから《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》をはじめとした相手の主力モンスター全てに戦闘で勝つことができる。

この《DDD双暁王カリ・ユガ》の有用さが評価され8軸型【DD】の構築が環境でも増えてきた模様。

 

8軸型のデメリットとしてはこれまでのDD必須カードに加え上記のレベル8DDを採用することからDDモンスターがデッキスロットを占める割合が増え、手札誘発や魔法・罠カードなどの汎用除去・妨害札を入れる余裕が少なくなること。モンスター比率が上がることでモンスターメタが刺さりやすくなることなどが上げられる。

しかしそれよりも展開力の向上と安定、何より《DDD双暁王カリ・ユガ》を出せる選択肢を持てることが今の環境では重要視されているのでしょう。

 

それにしても【DD】はカードの登場から環境で評価されるまでにタイムラグがあるのが面白いですね。

今やDD展開の起点として不動のポジションを得ている《DDスワラル・スライム》が登場したのが2015年7月18日なのに対し、初めて【DD】が大会で結果を残したのは2015年8月30日↓

【DD】展開の凶悪さを大幅に向上させた《DDラミア》が登場したのが2015年12月12日なのに対し、【DD】が本格的に環境入りしだしたのは2016年5月頃から

《DD魔導賢者トーマス》が登場したのは2016年4月9日なのに対し、このカードの採用率が高くなったのは上記の記事の通り最近になってから。

 

こうして見ると【DD】がいかに難解なテーマであったのかが分かりますね。そして構築とプレイングの開発でここまで伸びたテーマというのも過去に類を見ないものだったんじゃないでしょうか。