大会で結果を残した芝刈り型【インフェルノイド】デッキ考察
2016年10月15日開催の大会で上位入賞したデッキ↓
第146回ALANN CUP 3位【インフェルノイド】- デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索
大量墓地肥やしと相性の良い【インフェルノイド】に《隣の芝刈り》を採用したデッキ。
《隣の芝刈り》の効果を活かすためデッキ枚数は60枚になっており、相手のデッキが40枚なら平均して20枚近くの墓地肥やしを狙うことができる。
特に今の環境はサーチ・ドローを多用するデッキが多く、《強欲で貪欲な壺》が多数のデッキで採用されていることから状況によっては30枚以上の墓地肥やしも可能。
《隣の芝刈り》はその性質から二枚目以降はほぼ確実に腐ってしまうのが弱点なのですが、このデッキでは《ツインツイスター》《煉獄の消華》《左腕の代償》といったカードから手札コストに使えるため3積みしても事故にならないのが強み。
特に《左腕の代償》は《隣の芝刈り》のサーチにも使え、この二枚をそれぞれ3積みすることで60枚デッキでも序盤から安定して《隣の芝刈り》発動が狙えるようになっている。
これで【インフェルノイド】は《名推理》《モンスターゲート》《煉獄の虚夢》《隣の芝刈り》と四種の大量墓地肥やしカードが使えるようになり、
より多角的にインフェルノイド落とし、からのワラワラ展開が可能になった。
さらに超強力な新規サポートカード《煉獄の狂宴》が加わったこともデッキパワーを大幅に向上させている↓
またレベル8以下のインフェルノイドは②の共通効果から相手の墓地除外も可能で、これが今の環境では【ABC】にめちゃくちゃ刺さる!
上記の新規カードの登場でインフェルノイドの大量展開がさらに安定させられるようになったため、この墓地メタ効果をより機能させやすくなったのも明確な強化ポイントと言えるでしょう。
環境上位レベルのデッキパワーを得て、さらに【ABC】をはじめとした墓地利用デッキに対しては明確に有利を付けられる【インフェルノイド】。これは完全に“キテる”でしょ!