《皆既日蝕の書》と【テラナイト】には実はシナジーがあった!?
切り返し・妨害どちらにも使えることから、ここ最近の環境ではメイン・サイド共に高い採用率を誇っている《皆既日蝕の書》。
普通に使っても非常に汎用性の高いこのカードですが、それに加えさらにこれをコンボに組み込むことで高いシナジーを発揮できるデッキがあるのです。それが【テラナイト】。
下級テラナイトモンスターはいずれも召喚・反転召喚・特殊召喚時に発動する誘発効果を持っており、その中でも反転召喚からでも効果を発動できるというのがポイントで、この性質と《皆既日蝕の書》を組み合わせることでこんな展開が可能になる↓
自ターンに《星因士 ウヌク》通常召喚し効果で《星因士 デネブ》を墓地に送る
→相手ターンに蘇生罠を発動し《星因士 デネブ》蘇生から効果で《星因士 アルタイル》サーチ
→《皆既日蝕の書》発動し相手展開&攻撃の妨害+こちらのテラナイトも裏側守備表示にする→次の自ターン《星因士 ウヌク》を反転召喚し効果で任意のテラナイトの墓地落とし→《星因士 デネブ》を反転召喚し効果で《星因士 ベガ》をサーチ
→《星因士 ベガ》通常召喚し効果で手札の《星因士 アルタイル》特殊召喚→アルタイル効果で墓地のテラナイト蘇生→これでフィールドに5体のテラナイトが揃い、それら全てを素材に《No.86 H-C ロンゴミアント》X召喚
上記のコンボに限らず相手ターンで蘇生罠+《皆既日蝕の書》が【テラナイト】では無茶苦茶強いんですわ。それぞれのカードでの展開+妨害に加え、テラナイト効果二回分のアド獲得も狙えるようになるわけですからね。
またどちらも汎用カードなので単体でもしっかり機能させられるところも使いやすい。
ちなみに《皆既日蝕の書》の亜種である《闇の護封剣》もまた違ったベクトルで【テラナイト】と相性が良かったりします↓
このように汎用カードのポテンシャルをさらに伸ばせるのが【テラナイト】の強みであり面白いところですな。