大会優勝した【十二獣彼岸】デッキ考察
2016年10月29日開催のショップ大会で優勝したデッキ↓
【十二獣彼岸】デッキレシピ | 遊戯王カードリスト・評価・オリカ
下級彼岸は①共通効果により特殊召喚ができ、手札に彼岸モンスターが二種ある状態なら召喚権を残した状態で《M.X-セイバー インヴォーカー》のX召喚からモルモラット展開が可能になる。
このシナジーに目を付けて【彼岸】に十二獣ギミックを出張したのが今回の【十二獣彼岸】デッキ。
上記の特性からこのデッキは他の十二獣出張デッキに比べても“初動モルモラット展開”の安定性が非常に高く、さらに召喚権も残せることから《熱血獣王ベアーマン》を絡めたランク8展開も狙いやすいのも強み。
モルモラット展開からモルモラット二体と《十二獣ブルホーン》を揃える
→《十二獣ブルホーン》②効果で《熱血獣王ベアーマン》サーチ→ベアーマン妥協召喚し効果でフィールドのモルモラット二体のレベルを8にする
先行1ターン目の場合はここから《熱血指導王ジャイアントレーナー》をX召喚し3ドロー+バーン
先行1ターン目以外の場合はモルモラット二体から《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》X召喚
どっちもめちゃTUEEEE!
《熱血指導王ジャイアントレーナー》を展開した場合は先行で盤面に三体のXモンスターを揃えつつ手札が6~7枚という状況になりそのハンドアドからさらに罠カードセットなどで制圧布陣を敷くことができ、《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》を展開した場合は《十二獣ドランシア》と合わせた制圧が非常に強力。
《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》②効果により《十二獣ドランシア》を戦闘から守ることができるため、ドランシアの②効果を最も効果的なタイミングで打てるようになるというのが結構デカいポイントだったりします。
また“召喚権を残したモルモラット展開を安定してできる”というこのデッキの性質を活かしたもう一つのギミックとして、《暗黒のマンティコア》二枚採用から可能な十二獣ゴキブリホイホイコンボも搭載されていました。
これは《増殖するG》絶対殺すマンですわ。
このコンボの詳細はこちらの記事参照↓
このギミックがあることで特に先行1ターン目のモルモラット展開を安心して狙えるようになるのは大きいですね。
こんな感じで初動モルモラット展開を超安定させ盤面有利を作り、その後は【彼岸】として戦うことでさらにボードコントロールしていく、というのが【十二獣彼岸】の戦い方。
マンティコアギミックによるGキラーと《熱血指導王ジャイアントレーナー》での3ドローから先行での優位性が凄まじいのもこのデッキの強みでしょう。
プレイングとじゃんけんを極めれば、【十二獣彼岸】デッキ、最強まである!