新テーマ【召喚獣】デッキ考察
11月12日発売の『フュージョン・エンフォーサーズ』で登場する新テーマ【召喚獣】。
【召喚獣】の強みとなる動き
《暴走魔法陣》発動し《召喚師アレイスター》サーチ
→《召喚師アレイスター》通常召喚し②効果で《召喚魔術》サーチ
→《召喚魔術》発動し①効果でフィールドの《召喚師アレイスター》と自分または相手の墓地のモンスターを除外し対応する属性の召喚獣を融合召喚→《召喚魔術》②効果で除外された《召喚師アレイスター》をサルベージ
このように一度《召喚師アレイスター》が手札に来れば実質カード消費無しで毎ターン召喚獣の融合召喚が可能になる。
このギミックは《召喚師アレイスター》《召喚魔術》の二枚があれば成立するためあらゆるデッキに出張しやすいというのも強み。【壊獣】といい【十二獣】といい、最近の遊戯王の新テーマは“出張のしやすさ”が一つの特徴になってますね。
ちなみにランク4を絡めれば《召喚獣エリュシオン》も展開可能↓
【召喚獣】の弱点
【召喚獣】出張の弱点としては《召喚師アレイスター》に召喚権を割かなければならない点と、召喚獣でエクストラデッキを圧迫される点。六属性の召喚獣を一枚ずつ採用するだけでもエクストラデッキ6枚分の圧迫になり、各属性二枚ずつ採用しようものなら12枚でエクストラデッキがほぼ埋まる。
エクストラデッキの召喚獣は全種類網羅しようとするよりも、自分のデッキの属性にあった召喚獣に絞る(融合素材を相手依存にしない)、または環境メタに合った召喚獣に絞るといった採用方法が良さそうです。
【召喚獣】出張と相性の良いデッキ
現状このテーマと相性の良さそうなのが【シャドール】。
《召喚魔術》は手札融合なら召喚獣以外の融合召喚もできるため、エルシャドールの融合手段としても使えること、《召喚師アレイスター》①効果がエルシャドールの戦闘補助にも使えことで、【シャドール】の動きをさらに安定させつつ召喚獣展開の選択肢も持つことができる。
ただ闇属性の召喚獣である《召喚獣カリギュラ》がかなり微妙なのがなぁ。。
こいつに限らず他の召喚獣も“弱くもないけど強くもない”といった微妙な性能で、今の環境を考えると召喚獣ギミックだけで盤面有利を取っていくのは難しそう。
その性質から【十二獣】のような超展開も難しく、これらを踏まえると【召喚獣】は現状そこまで“強い”とは言えなさそうです。
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