大会で結果を残した【儀式彼岸壊獣】デッキ考察
2017年3月19日開催の大会で上位入賞したデッキ↓
【儀式彼岸】は過去環境でも何度か結果を残していて↓
このデッキ最大の強みはリリーサー儀式を安定させやすいこと。(詳細は上記事参照)
《魔界発現世行きデスガイド》が制限カードになったことで初動でのリリーサー儀式の安定性は下がりましたが、それでも《永遠の淑女 ベアトリーチェ》からリリーサーを落としたり、《彼岸の悪鬼 スカラマリオン》からデスガイドをサーチできたりと2ターン目以降でのリリーサー儀式の期待値はかなり高い。
儀式モンスターの《彼岸の鬼神 ヘルレイカー》はその効果から戦闘に強く、切り返しで使えるところも優秀です。
今の環境は新ルールの影響からエクストラデッキを活用するデッキこそ少なくなっているものの、【Kozmo】や【インフェルノイド】にはしっかりリリーサーでの特殊召喚封じがぶっ刺さる。
アドバンス召喚主体の【真竜】が最大の難敵ですが、今回のデッキは壊獣を出張することで【真竜】相手にも一応戦えるような構築になっています。ただ【彼岸】は魔法・罠除去手段に乏しく、そこも【真竜】と相性悪いんだよなぁ。
【真竜】に対して不利がついてしまうのは今の環境的にキツいですが、【儀式彼岸】は新ルールでもかなり安定して戦えるデッキであること、何よりリリーサーとの相性の良さから今後再び注目されるかもしれませんね。