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テニスの錦織圭が2014年で塗り替えた歴代記録とは?

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それはフルセットの勝率。

2014年のシーズンの試合で錦織がフルセットまでもつれ込んだ試合の勝率は驚愕の90.9%(22戦中20勝)!

これは歴代のテニス選手の中でも最高の記録なんだそうです。

ちなみにこれまでのキャリア通算のフルセット試合の勝率も77%と非常に高く、こちらのほうも歴代選手一位の記録を保持している。

 

なぜ錦織はそこまでフルセットに強いのか?

 たとえば他のトップ選手と比べて錦織は群を抜いて体力があるか、といわれるとそこまで他の選手と大きな差はない。つまり単純な体力の消耗戦以外の理由で錦織はフルセットに勝っているんじゃないか?

これについては松岡修造のこの言葉がヒントになる↓

 

『トップ選手は普通、試合では常に100%の集中力でプレイするものだが、30%程度の“抜いた”状態を作りながらでも試合を成立させてしまう選手が二人いる。それがフェデラーと圭だ!』

 

これは錦織が状況に合わせて集中力をコントロールすることが非常にうまいことを表している。試合の中で大事なポイントとそうでないポイントを見極め、うまく集中力を分配しながらゲームメイクをしていく。

だからこそ常に100%でプレーしていた相手の集中力が切れてくる終盤、特にフルセットまでもつれた試合でこそ、まだ“ギアを上げられる”錦織が競り勝つことができるんじゃないでしょうか。

 

松岡修造が『これまで見てきた中で最も“テニスが上手い”選手』としてあげた二人が、先ほどと同じフェデラーと錦織だったことからも、この集中力のコントロールこそが最も“テニス”という競技に必要な資質なのかもしれません。