《RUM-七皇の剣》相性の良いデッキと考察
カードゲームで脳汁が出る瞬間といえばピンチで引いたカード一枚からの大逆転。
そういう意味でも非常に使いたくなってしまうのがこのカード↓
まさに『俺のターン!ドロー!』からの大逆転を可能にしてくれるカードである意味どんなデッキにも組み込めるカードでもあるのですが、
・通常ドロー以外で手札に来ると完全に腐る
・このカード用の「No.」でエクストラデッキが最低2枚は圧迫される
というデメリットもあり、大会レベルのデッキでは現在のところほぼ採用されていないのが現状。
それでもポテンシャルのあるのは間違いないカードで何より脳汁カードでもあるため、今回はこのカードと相性の良いデッキを考察していきます。
《RUM-七皇の剣》相性の良いデッキ
①【森羅】
環境中堅以上のポテンシャルのあるデッキでこのカードと最も相性の良いデッキ。キーカードの《森羅の施し》
の存在により自分の手札+デッキの上から三枚にある《RUM-七皇の剣》を確実に次のドローに変えてくれる。他にも《森羅の仙樹 レギア》のライブラリー操作とも相性が良く、他のデッキに比べて七皇の剣が腐ることが少なく、かつ発動の機会が多くなるのがポイント。
【森羅】というテーマはカード単体で見るとかなり地味だけど回してみると以外にも爆発力のすごいデッキで
《ローンファイア・ブロッサム》から《森羅の仙樹 レギア》ss
↓
《森羅の霊峰》効果で《森羅の実張 ピース》デッキトップ
↓
レギア効果でデッキトップのピース墓地送り+1ドローからピースの効果で蘇生した《ローンファイア・ブロッサム》効果で2体目の《森羅の仙樹 レギア》ss
↓
2体目レギア効果発動からの《森羅の守神 アルセイ》X召喚
の動きがなかなかエゲつなく、うまく回れば環境上位デッキも普通に喰えるポテンシャルがある。
②【No.99 希望皇龍ホープドラグーン】
手札のRUMを捨てることでX召喚できるため通常ドロー以外で《RUM-七皇の剣》が来ても腐ることがなく、心置きなく3枚積みできるのが強み。
特別《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》を主軸にしたデッキ構成でなくとも、ランク1の《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》
ランク4の《No.39 希望皇ホープ》
ランク6の《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》
のいずれかを容易に出せるデッキなら成り立つため、ランクさえ合えばどのデッキタイプでもメインデッキを圧迫せずに七皇の剣を3枚積みできる。
③【征竜】
というよりもダークマター・ドラゴンワンキルのギミックが入っているデッキ。↓
《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》を得てまたまた環境復権しつつある征竜デッキ考察 - ボンクラの哲学
このタイプのデッキに《RUM-七皇の剣》を組み込むと、
七皇の剣の効果で《CNo.107 超銀河眼の時空龍》X召喚
↓
《CNo.107 超銀河眼の時空龍》の効果で相手フィールドのカードの効果と発動を無効にした状態からそれに重ねて《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》X召喚
からのワンキルコンボに持っていける。
自分の手札、フィールドがゼロの状態からでも《RUM-七皇の剣》の通常ドローだけで逆転のワンキルが行えるという脳汁中の脳汁が味わえるのが何よりも魅力。
①と②のデッキが七皇の剣のデメリットを抑えた相性の良さというなら、こちらのタイプはメリットの部分を最大限に強化できるのが強み。
ダークマター・ドラゴンワンキルに必要なパーツはメインデッキだと征竜、《エクリプスワイバーン》、《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》の3種類だけで成り立つのでそれらコンボパーツに加え七皇の剣を通常ドローするためのギミックを詰め込んだ【RUM-七皇の剣】というデッキを作ってみるのもおもしろいかもしれません。
ほんと、ロマンの広がるカードだぜ。。