現在流行の【AFシャドール】デッキ考察と「クロスオーバー・ソウルズ」後のシャドール構築
最近の【シャドール】は「アーティファクト」ギミックを出張させた【AFシャドール】が主流になっています。
第5回シェルティーゲーム 1位A 【AFシャドール】: デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索
【AFシャドール】の動きとメリット
まずAF(アーティファクト出張セット)として採用されるのがこれらのカード↓
《アーティファクト-デスサイズ》《アーティファクト-モラルタ》《アーティファクト-ベガルタ》各1枚と《アーティファクト・ムーブメント》《アーティファクトの神智》各3枚の計9枚が基本的な出張採用で、これらを採用することでのメリットは
・《アーティファクトの神智》でフリーチェーンの除去orエクストラ封じorレベル5複数展開(からのランク5エクシーズ)が可能
・《アーティファクト・ムーブメント》が《サイクロン》の上位互換として機能する
・いずれのギミックも召喚権を喰わずメインテーマのギミックを邪魔しない
といったところ。最近はこれらに加え単体で【影霊衣】メタとしても機能する《アーティファクト-ロンギヌス》も複数枚採用されてきている。
さらに【AFシャドール】にすることで採用候補となるのが
光属性の割合が増えたことで機能しやすくなったカオスモンスター
手札にきたアーティファクトや《シャドール・ビースト》のアドバンス召喚を強力な除去に変える《帝王の烈旋》
墓地にいったアーティファクトの「相手ターンに特殊召喚が成功した場合」の効果を満たしつつ蘇生させることができ、汎用性も高い《リビングデッドの呼び声》
召喚権と遅さはあるものの、墓地肥やしでシャドールモンスターからアドをとりつつ、状況にあった魔法・罠をサーチでき、上記のカオスモンスター、《リビングデッドの呼び声》とも相性の良い《クリバンデット》
なぜ【AFシャードル】が主流になったのか
上記のカード群を見てもわかる通り選択肢・対応力が非常に幅広いものとなった反面、シャドール要素はデッキ全体の半分程度に収まっている。ただ、現在の環境を見てみると、シャドール同士から容易に融合召喚できる《エルシャドール・ミドラーシュ》や切り返しとアド獲得として最も扱いやすかった《エルシャドール・ネフィリム》が制限化されたことで、シャドールギミック単体での融合召喚だけには頼れなくなった点が大きい。
「クロスオーバー・ソウルズ」後のシャドールデッキ
ただ個人的には「クロスオーバー・ソウルズ」からの環境でまた純【シャドール】が増えるんじゃないかと予想してたりします。その理由がこのカード↓
強力な【影霊衣】メタモンスターであり、間違いなくこれからの【シャドール】のキーカードになってくるエルシャドールですが、このカードを融合召喚するには水属性モンスターが必要。さらに【影霊衣】戦では《影依融合》のデッキ融合もほぼ期待できず何より最序盤に融合召喚したいカードであるため、現在の【AFシャドール】に水属性モンスターを中途半端にタッチしてもなかなか機能しない上に、ギミックが渋滞して安定性を損なう恐れもある。
とここで有効になってくるのがこの二枚↓
どちらもシャドール同士から任意のエルシャドールを融合できるカードでこれらを複数毎採用することでシャドールモンスターだけで状況・相手に合わせたエルシャドールを場に出すことができ、制限化された《エルシャドール・ミドラーシュ》《エルシャドール・ネフィリム》のみに頼らない融合召喚ができるのもメリット。
そしてこれらのカードを機能させるには必然的にデッキのシャドールカード比率を上げる必要があるため、純【シャドール】に近い構築は必須になってくる。
同じテーマでも対応力とオプション重視の【AFシャドール】か?融合召喚重視の純【シャドール】か?それとも新たなシャドールの型が出てくるのか?
「クロスオーバー・ソウルズ」後の環境はシャドール構築にも目が離せないですぜい!
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