新制限後の【影霊衣】デッキ考察
4月1日からのリミットレギュレーションで行われた大会↓
第8回でゅえりおホビステCS : 大会結果 - 遊戯王☆カード検索
Interlude Tetsu CS X : 大会結果 - 遊戯王☆カード検索
蓋を開けてみれば規制がかかったはずの【影霊衣】が最も結果を残しました↓
第8回でゅえりおホビステCS 準優勝【影霊衣】 : デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索
第3回琵琶湖CS 1位A【影霊衣】 : デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索
第3回琵琶湖CS 1位C 【影霊衣】: デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索
というわけで上位入賞デッキの構築から新制限後の【影霊衣】について考察していきたいと思います。
まずこれまではバリエーション豊かだった下級モンスター枠が今回の新制限で《マンジュ・ゴッド》が準制限、《センジュ・ゴット》は制限解除されたことで、この二種のみで安定となりました。
なんだかんだ即任意の儀式サーチ効果は強い。
こいつらの緩和のおかげで《ブリューナクの影霊衣》制限の穴は見事に埋めてくれたようです。
新制限前の構築と比べると、単体で大きな安定性を担保できるセンジュ、マンジュが緩和されたことで全体的に下級モンスターの採用数が減り、さらに《ブリューナクの影霊衣》、《影霊衣の反魂術》の制限で空いたデッキの枠。
この空いた枠に入ってきたのが↓の三種のカード
《皆既日蝕の書》は特にこちらの儀式召喚を封じる相手モンスターへの回答として。相手に先出しされた《ライオウ》等を今引きで無効化できる点が優秀で突破力のないセンジュ、マンジュの弱点をカバーできる。
《増殖するG》は新制限後のトップメタに喰い込むであろう【海皇】【テラナイト】共に大きくささり大量ドローを期待できる点が優秀。
ヴェーラーに関しては言わずもがな。
全体的に見ると新制限後も【影霊衣】の強みである安定性はほとんど損なわれずに空いた枠は汎用メタを入れ込むことで、相変わらずTUEEEE!ままって感じですね。
ただ、安定の基盤がセンジュ、マンジュの召喚モンスター依存になったことから、《エフェクト・ヴェーラー》、《神の警告》等のカードが刺さりやすくなり弱点が増えたのも事実。それも踏まえたうえで今後の【影霊衣】がどこまで結果を残していくか非常に楽しみでござんすな。