相手モンスターだけを融合素材に!サイドデッキ《超融合》の有用性
最近【クリフォート】【インフェルノイド】のサイドデッキに《超融合》の採用を良く見かけます↓
第2回暁杯 3位【クリフォート】: デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索
第1回千歳CS 2位A【インフェルノイド】: デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索
どちらのデッキもメインのギミックではこの《超融合》は機能しません。では何の目的で採用されているかというと、完全なるメタカードとして。
メタカードとして見る《超融合》考察
エクストラデッキに特定のカードを採用することで、《超融合》は相手モンスターだけを融合素材にモンスターを展開できる超優秀カードに化けます。
【HERO】メタ
相手フィールドのHERO二体を除去しつつ融合召喚可能。
HEROのエクシーズ展開の起点となる《E・HERO バブルマン》《ブリキンギョ》を絡めた展開を吸い取りつつ融合召喚可能。狙いやすい上に単純に融合モンスターとしても優秀。
現在のランク4環境は《星守の騎士 プトレマイオス》とそこから派生するモンスターの関係上、ほとんどが光属性であり、それらのモンスターとさらに展開してきたHEROを吸い取って融合召喚できる。《超融合》の“このカードの発動に対して効果を発動できない”という特性もプトレマイオス対策として相性が良い。
【列車シャドール】メタ
地属性である列車とシャドールを吸い取って融合召喚可。相手の《影依融合》からの列車展開にさらに被せて《超融合》を発動することでドヤ顔「超気持ち良い。。」ができる。
シンクロ・エクシーズメタ
相手が頑張って出したSモンスターやXモンスターを二体吸い取って融合召喚。当然ドヤ顔で言いたい、「超気持ち良い。。」
こんな感じで特定のデッキに対してダイソン並みの一方的な吸引力を発揮できる《超融合》ですが、上記のカードすべてを採用すると当然エクストラデッキは圧迫される。
しかし逆に言えばエクストデッキ枠にゆとりのある【クリフォート】や【インフェルノイド】ならこれらのカードを採用しつつかなり有効にサイドデッキ《超融合》が活かせるというわけなのです。
今後の融合モンスターの増加を考えるとメタカードとしての《超融合》はこれからさらに活用できる機会が増えていきそうです。