【EMEm】を徹底的にメタった構築!?今の環境で結果を残した【AF先史遺産】デッキ考察
【EMEm】が大会上位を独占している現環境において意外なデッキが大会二位という結果を残しました↓
第1回トレカマーケットCS 2位【AF先史遺産】: デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索
単純なデッキパワーでいうと明らかに劣っているこのデッキがなぜここまで?それは徹底的な【EMEm】対策にありました。
【EMEm】対策①:サーチ封じ
【EMEm】の安定とアド回復の柱である《EMドクロバット・ジョーカー》《EMペンデュラム・マジシャン》《Emダメージ・ジャグラー》《竜剣士ラスターP》のサーチ効果を軒並み封じることができるカード。【AF先史遺産】はサーチに依存せず、召喚権にも余裕のあるデッキなので上記のカードをフル投入できる。
【EMEm】対策②:展開封じ
【EMEm】は属性が採用されるモンスターの属性がバラけているため《御前試合》がよく刺さる。【AF先史遺産】はメインデッキはもちろん、エクストラデッキから特殊召喚される主力モンスターもほぼ光属性であるため、自身はこのカードの影響を受けずに展開可能。
【EMEm】対策③:Pゾーン対策
AFギミックは《アーティファクト・ムーブメント》や《アーティファクト-モラルタ》などPゾーンを破壊する手段が豊富で、さらにこのデッキではセットされたアーティファクトの展開トリガー+相手の魔法・罠除去が可能な《ダブル・サイクロン》も3積みされている。
このように徹底的な【EMEm】メタ構築にすることで大会で結果を残した【AF先史遺産】。「【EMEm】が強すぎて憎い!なんとしても駆逐してやりたい!」決闘者にとってはかなり参考になる構築なんじゃないでしょうか。