遊戯王らぼ

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《EMリザードロー》《EMギタートル》がなぜ【EMEm】で必須カードとなったのか

今の【EMEm】ではもはや必須カードとなった《EMモンキーボード》

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このカードを扱うにはこのカードとPスケールが対になるEMも採用しなければならないのですが、現在の【EMEm】ではそのポジションのカードとして《EMリザードロー》《EMギタートル》がデフォとなっております。

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なぜモンキーボードの相棒はこの二体でなければダメなのか?(ギタートルだけ、リザードローだけではだめなのか?)この記事ではそこを考察していきます。

 

結論から言ってしまうと、特定の状況下でのアド期待値がギタートル、リザードロー双方を採用した場合に最も大きくなるからです。その展開例がこちら↓

手札に《EMドクロバット・ジョーカー》《EMモンキーボード》《EMヒグルミ》がある状態で

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《EMドクロバット・ジョーカー》通常召喚から《EMペンデュラム・マジシャン》サーチ

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→《EMモンキーボード》P効果から《EMリザードロー》をサーチしそのままPゾーンへ→《EMペンデュラム・マジシャン》《EMヒグルミ》をP召喚→マジション効果で自身とヒグルミを破壊し《EMギタートル》と二枚目の《EMリザードロー》をサーチ→破壊されたヒグルミ効果で《Emトリック・クラウン》リクルート

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→《EMドクロバット・ジョーカー》と《Emトリック・クラウン》で《ラヴァルバル・チェイン》X召喚

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→《ラヴァルバル・チェイン》効果でX素材の《Emトリック・クラウン》を取り除き《BF-精鋭のゼピュロス》をデッキから墓地に送る

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→《Emトリック・クラウン》効果で自己蘇生→墓地の《BF-精鋭のゼピュロス》効果でPゾーンの《EMモンキーボード》を手札に戻し自己蘇生→トリック・クラウンとゼピュロスで任意のランク4X召喚→空いたPゾーンに《EMギタートル》を置く→もう片方のPゾーンにあった《EMリザードロー》効果で自身を破壊し1ドロー

最終盤面⇒フィールド二体のランク4、Pゾーン《EMギタートル》、手札《EMモンキーボード》《EMリザードロー》+1枚

次ターン↓

Pゾーンに二枚目の《EMリザードロー》を置く→《EMギタートル》効果で1ドロー→《EMリザードロー》自身の効果で破壊し1ドロー→空いたPゾーンに《EMモンキーボード》を置き効果で《EMドクロバット・ジョーカー》をサーチ→P召喚からさらなる展開へ

 

つまり《EMリザードロー》《EMギタートル》を連鎖せることで通常の【EMEm】展開からさらに連続したドローが可能になるというわけ。上記の展開例ではこの二体だけで3ドローもアドを得ている。

現在のテンプレ採用枚数が《EMリザードロー》二枚《EMギタートル》一枚なのも上記の展開を想定してのことでしょう。

にしても、ランク4を展開しつつP召喚用のエクストラデッキも肥やしつつさらに手札も増えていくって、、【EMEm】ホンマ。。