遊戯王らぼ

遊戯王OCG・デュエルリンクスのコンボや環境デッキを紹介するブログ

ランク4デッキ衰退が追い風に!?大会優勝した【列車シャドール】デッキ考察

2016年4月リミットレギュレーション発表直後に行われた大会↓

ALANN CUP 特別編 - 大会結果 - 遊戯王☆カード検索

この大会で優勝したのが【列車シャドール】でした↓

ALANN CUP 特別編 1位【列車シャドール】- デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索

 

【EMEm】→【EM竜剣士】前の環境ではちょくちょく活躍していたデッキで、このデッキの動き、強みは以前このブログでも考察しました↓

上記の記事の【列車シャドール】の3つの強みのうち、《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》の存在が今の環境ではかなり猛威を奮えるんですよね。

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 非常に高いステータスに加え、フリーチェーンの耐性付与効果で屈指の場持ち性能と圧迫感を持つこのカードですが、ランク4全盛時代は《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》という明確な弱点が存在しました。

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ランク4を展開できるデッキが非常に多かった当時の環境ではこのホープ・ザ・ライトニングの存在によりスペリオル・ドーラの強みがイマイチ活かしきれなったんですな。

しかし、新制限で【EM竜剣士】が徹底規制され、汎用ランク4であった《ラヴァルバル・チェイン》も禁止になったことで、
新環境でのランク4系デッキの比率は一気に低下⇒ホープ・ザ・ライトニングの脅威が消える⇒スペリオル・ドーラ無双ヒャッハー!
が可能になったというわけ。

【列車シャドール】は《転回操車》さえあれば安定した展開が可能なので、スペリオル・ドーラで場を支配した後はさらなる重量級を毎ターン供給してそのまま押し込むというのが主な勝ち筋。

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ただフィールド魔法に頼ったデッキである分、《サイクロン》《ダブル・サイクロン》《幽鬼うさぎ》などで簡単にメタられてしまうのが弱点。特に《幽鬼うさぎ》はスペリオル・ドーラ対策としても刺さってしまう(耐性付与効果にチェーンして《幽鬼うさぎ》を発動されると破壊されてしまう)ため、【列車シャドール】最大の天敵といえる。

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ここら辺のメタの読み合いがどうなっていくかで、今後の【列車シャドール】の環境でのポジションが変わっていくんじゃないでしょうか。