キーカードは《ブリリアント・フュージョン》！？新制限後の【超量帝】デッキ考察
2016年4月リミットレギュレーションでメインとなる帝王パーツの規制に加え、《緊急テレポート》も制限化されたことで事実上死亡したと思われていた【超量帝】。
第2回北関東CS 4位B【超量帝】- デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索
・・新環境でも結果残しとる！
新制限後の【超量帝】で新たなキーカードとなっているのがこのカード↓
《ブリリアント・フュージョン》から《ジェムナイト・セラフィ》をデッキ融合することで、リリース要員を用意しながら召喚権も増やせるというのが【帝】とめちゃくちゃ相性が良い！
またこのギミックは《光帝クライス》を絡めることでさらに２パターンの優秀な動きをします↓
①：《ブリリアント・フュージョン》発動から《ジェムナイト・セラフィ》デッキ融合→追加召喚効果でセラフィをリリースして《光帝クライス》アドバンス召喚→クライス効果で自身と《ブリリアント・フュージョン》を破壊し2ドロー
②：《ブリリアント・フュージョン》⇒《光帝クライス》アドバンス召喚から《ブリリアント・フュージョン》と相手カードを破壊しお互い1ドロー→《光帝クライス》をリリースし《天帝アイテール》or《冥帝エレボス》をさらにアドバンス召喚
①は召喚権を使わずに完全な2：2の手札交換ができるコンボ。【超量帝】の新たなデッキ回転エンジンとなる。②は手札に最上級帝がある場合、または《帝王の開岩》発動下での攻めの選択肢として。
《ブリリアント・フュージョン》の融合素材となる光属性カードは《天帝従騎イデア》を使用することで②効果からアド回復につながる。
またこのデッキでは融合素材のさらなる選択肢として《メタファイズ・アームド・ドラゴン》がピン差しされていたのも面白い。
《ジェムナイト・ラズリー》と合わせて融合素材にすることで疑似的なサーチが可能で、2800／1000というステータスを持つため《帝王の深怨》の発動トリガーとして使うことができる。
手札にアドバンス召喚モンスターがいない場合の事故防止としても使えるギミック。
他の採用カードで目を引いたのは《簡易融合》
《サウザンド・アイズ・サクリファイス》は相手モンスターを除去しつつアドバンス召喚のリリース素材としても活用できるため非常に有用。
また墓地に《真源の帝王》がある場合は《重装機甲 パンツァードラゴン》を呼び出し《セイクリッド・プレアデス》をＸ召喚するのも強力。
超量ギミックを見ると、エクストラデッキの活用に伴い新たに《超量機艦マグナキャリア》が採用されているのが目を引く。
これでアドバンス召喚の安定以外にも“除去役”として超量ギミックを活用できるようになった。
前環境のアドバンス召喚の安定＋《真帝王領域》での制圧を軸とした【超量帝】から、新制限環境になり、たった数日でここまで最適化された新環境仕様の【超量帝】が出来上がるとは。。すばらしいデッキビルド能力ですな。
前回紹介した【闇族帝】しかり↓
新環境での【帝】構築はまだまだ新しい可能性がありそうです。
