大会優勝したドロソ型【Kozmo】デッキ考察
2016年9月18日開催の大会で優勝したデッキ↓
第5回長崎県大杯 with はっちCS 1位【Kozmo】- デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索
この【Kozmo】で特徴的だったのはこれらのドローソースの採用↓
下級・上級Kozmoいずれもその共通効果から相手ターンに特殊召喚を行えることからこれらのドローソースのデメリットをほとんど気にせず活用できる。
そしてこれらのカードを採用することで初動《Kozmo-フェルブラン》の安定性が向上するのが最大のメリット。
エンドフェイズに
チェーン1《Kozmo-フェルブラン》②効果、チェーン2《命削りの宝札》手札捨て処理
と組むことで《命削りの宝札》のデメリットをすり抜けてフェルブランのサーチ効果を使えるところも相性が良い。次の相手ターンにフェルブラン①効果から手札に加えた高レベルKozmoを特殊召喚すれば完璧です。
【Kozmo】はモンスター採用数が多めのデッキであるため初動でこそ《命削りの宝札》からの大量ドローは期待できないものの、それ以降なら下級Kozmoの共通効果を駆使することで手札のモンスターを簡単に減らせるため、中盤以降は3ドローも狙いやすい。
《命削りの宝札》で引いてしまったKozmoモンスターは通常召喚以外では展開できず、召喚権が残っていなければエンドフェイズに捨てるしかないのだが、これもKozmoの墓地肥やしと考えれば悪くない。
安定した《Kozmo-フェルブラン》展開と《命削りの宝札》の存在から墓地にKozmoを落としやすいというのがこのデッキの特徴で、それにより《リビングデッドの呼び声》《竜魂の幻泉》からの相手ターンでのKozmo蘇生展開が非常に狙いやすくなっているのも大きな強み。
【Kozmo】登場当初は【炎王Kozmo】などの派手なソリティアコンボが注目されていましたが↓
【Kozmo】本来の強みは高い盤面維持力を活かした中低速ビートダウンであり、実際に環境で結果を残しているのもこのタイプの【Kozmo】だったりします。
今回のデッキはそこに上記のドロソを加えることで自ターンでのコンボ展開を捨てた代わりに、盤面構築の安定性をさらに向上させたという感じ。
【Kozmo】はこっち方面を伸ばしていくのが“正解”っぽいな。。