大会で結果を残した【シラユキHERO】デッキ考察
2016年10月1日開催の大会で準優勝したデッキ↓
第3回ヒノキ杯 2位【シラユキHERO】- デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索
このデッキを大雑把にいうと【HERO】に《妖精伝姫-シラユキ》とそれと相性の良いカードをぶっこみ、60枚のデッキにしたといった感じ。
《妖精伝姫-シラユキ》とその除外リソースとなるカードの墓地肥やし手段として採用されているギミックがこれ↓
《光の援軍》から《ライトロード・アサシン ライデン》をサーチ、さらにライデンの効果で墓地肥やしすることで、一気に8枚の墓地肥やしが可能になる。
《妖精伝姫-シラユキ》の墓地落とし手段として使え、さらに融合召喚した《ジェムナイト・セラフィ》で手札のモンスター展開力を上げることもできる。効果使用後は置物になりがちな《ジェムナイト・セラフィ》と《ブリリアント・フュージョン》も《妖精伝姫-シラユキ》の除外コストにすれば無駄がない。
さらにこのデッキではさらなるレベル4の展開手段として魔装ギミックも搭載されている↓
墓地肥やしからフリーチェーンでの《妖精伝姫-シラユキ》特殊召喚といった動きはもちろん、上記の《ブリリアント・フュージョン》《召魔装着》、あとは【HERO】ギミックである《ヒーローアライブ》《E・HERO バブルマン》《ブリキンギョ》《簡易融合》といったカードから、レベル4の展開力がめちゃくちゃ高いのがこのデッキの特徴。
それによりランク4の展開力も非常に高くなり、特に初動《フレシアの蟲惑魔》展開を安定させられるのは大きな強み。
このカードは単体で非常に優秀なランク4であるのはもちろん、「デッキから罠カードを発動できる」という性質から一度効果を発動するごとに取り除いたX素材と合わせて二枚の墓地肥やしができるという点も地味に《妖精伝姫-シラユキ》と相性が良い。
うまく回れば初動で《フレシアの蟲惑魔》《バハムート・シャーク》《餅カエル》、墓地に《妖精伝姫-シラユキ》という盤面を作ることもでき、こうなれば絶対こっちの勝ちー!
あとこの手のシラユキ系デッキは手札事故を気にせずキーカードをぶち込んだ構築ができるというのも一つのメリットですな。例えば《ブリリアント・フュージョン》のような二枚目以降はほぼ不要になるようなカードも《妖精伝姫-シラユキ》から手札コストに使えば無駄がない。
そういう意味でも今回のような詰込み型脳筋デッキと《妖精伝姫-シラユキ》は相性が良さそうです。