遊戯王らぼ

遊戯王OCG・デュエルリンクスのコンボや環境デッキを紹介するブログ

『ストラクチャーデッキR-恐獣の鼓動-』新規カードを使った強力コンボ

2017年2月25日に発売する『ストラクチャーデッキR-恐獣の鼓動-』。

新規カードは全6種で、これらを使った【恐竜族】デッキの新たな強みとなる動きがこれ↓

フィールドに《ロストワールド》、手札にレベル4恐竜族がある状態で

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 レベル4恐竜族を通常召喚し《ロストワールド》②効果で相手フィールドに「ジュラエッグトークン」を生成→バトルフェイズにレベル4恐竜族で「ジュラエッグトークン」を攻撃→《ロストワールド》④効果でトークン(通常モンスター)戦闘破壊の代わりにデッキから《プチラノドン》を破壊

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→《プチラノドン》効果で《魂喰いオヴィラプター》リクルート

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→《魂喰いオヴィラプター》①効果で《究極伝導恐獣》サーチ

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→レベル4恐竜族と《魂喰いオヴィラプター》で《エヴォルカイザー・ラギア》X召喚

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非常に緩い条件で《エヴォルカイザー・ラギア》のX召喚と《究極伝導恐獣》のサーチが出来るコンボ。相手ターンの行動をラギアで妨害しつつ、次の自ターンに取り除いたx素材二枚を除外して《究極伝導恐獣》特殊召喚という動きが理想でしょう。トークンが残ることで《ロストワールド》③効果が適用されるのもオイシイ。

ただこのコンボはバトルフェイズを経由するため先行1ターン目では狙えず、バトルフェイズ後に《究極伝導恐獣》をサーチするためこのカード最大の魅力である“全体攻撃”がすぐに使えないのが難点。

 

上記コンボに《生存境界》を組み込むとさらに強力な展開が可能になる↓

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 レベル4恐竜族通常モンスターを通常召喚し《ロストワールド》②効果で相手フィールドに「ジュラエッグトークン」を生成→《生存境界》発動しデッキからレベル4恐竜族二体をリクルート→《ロストワールド》④効果で《生存境界》で破壊される通常モンスターの代わりにデッキから《プチラノドン》二枚を破壊→二枚分の《プチラノドン》効果で《魂喰いオヴィラプター》を含めた二枚のレベル4恐竜族をリクルート→オヴィラプター①効果で《究極伝導恐獣》サーチ→《プチラノドン》効果でリクルートした二体の恐竜族から《エヴォルカイザー・ラギア》X召喚→墓地の《プチラノドン》二枚を除外し《究極伝導恐獣》特殊召喚

最終盤面:《エヴォルカイザー・ラギア》《究極伝導恐獣》+レベル4恐竜族三体

 

《究極伝導恐獣》全体攻撃で相手モンスターを一掃してから残りのモンスターで直接攻撃を叩き込めばほぼ確実にワンキル火力が出せる。ただ《生存境界》は罠カード故に自ターンで使うには即効性がないのが弱点。

 

上記のコンボはどちらも非常に強力なものの、その性質から初動で使えないのが一番の難点。そのため今の環境基準で見ると上記コンボは決して強いとは言えず、新ルール環境になるまでは【恐竜族】が活躍することもないでしょう。

ただこれらの展開は新ルールにも対応しており、全体的に環境がマイルドになる(はず)の新環境後こそ【恐竜族】の真価を発揮する時!

 

今回の新規カードと新ルールでの変更点を合わせて見ると、KONAMIは遊戯王のゲームスピードを下げることを意識しているのは明らか。特に先行超制圧や後攻ワンキルは極力無くしていきたい方向なのでしょう。今後のゲームバランスを考えるならこれは、良調整と言っていいんじゃないか!?

 

遊戯王OCG デュエルモンスターズ ストラクチャーデッキR 恐獣の鼓動

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