大会優勝した【真竜帝】デッキ考察
2017年3月25日開催の大会で優勝したデッキ↓
【真竜】【帝】共にアドバンス召喚主体のデッキで、この二つを組み合わせることでのシナジーを狙ったデッキ。
各種帝カードが真竜ギミックもサポートできるのが強みになっている↓
真竜のアドバンス召喚からでもサーチ効果を発動できる。真竜は帝以上にアドバンス召喚が容易であるためこのカードの発動条件を非常に満たしやすい。このカード自体が永続魔法であるため真竜のリリース素材に使えるのもポイント。
相手モンスターをリリースして帝・真竜のアドバンス召喚ができる。真竜永続罠②効果と絡めれば相手ターンに相手モンスターをリリースしてアドバンス召喚という動きも可能。
純【真竜】は魔法・罠をメタられるとアドバンス召喚ができなくなるという弱点があったが、このデッキではこれらの下級モンスターや《帝王の烈旋》を絡めることでモンスターからもアドバンス召喚できるためより幅広い選択肢からのアドバンス召喚が可能になっている。もちろん帝のリリース素材としても有用。
純【真竜】のもう一つの弱点として高ステータスモンスターに対する切り返し手段が乏しいというものがあったのですが、このデッキではこれらの最上級帝の存在から切り返しもバッチリ。
真竜永続魔法・罠②効果から上級真竜をアドバンス召喚→《帝王の開岩》効果で最上級帝サーチ→上級真竜をリリースして最上級帝をアドバンス召喚
というこのデッキならではの展開も。
上記の帝カードのサーチに。これらの存在から帝ギミックの安定性を上げられる。《真竜戦士イグニスH》が攻撃力2400/守備力1000で《帝王の深怨》の発動トリガーに使えるのもポイント。
アドバンス召喚が非常に安定するこのデッキならこのカードからのエクストラデッキ封じも狙いやすい。ただ今の環境は【真竜】【Kozmo】などエクストラデッキに頼らないデッキがトップメタにいるためこのカードだけはサイドデッキからの採用になっていた。
こうして見ると【真竜帝】、普通にアリやん!
純【真竜】に比べて動きの選択肢が広く、特定のメタが刺さり辛いのも魅力ですね。
今後リンクモンスターの強化などでエクストラデッキ展開を主体としたデッキが再び復権してきたら《真帝王領域》を安定発動できるこのデッキの強みがさらに活かされそう。そういう意味でも“伸びしろ”のありそうなデッキです。