《真竜剣皇マスターP》対策として《ぶつかり合う魂》が有効な理由
2017年3月26日開催の大会で優勝したデッキ↓
このデッキで特徴的だったのがサイドデッキで《ぶつかり合う魂》が3積みされていたこと。
実はこのカード、《真竜剣皇マスターP》対策としてめちゃくちゃ有効なんですよね。
魔法耐性を持った《真竜剣皇マスターP》との戦闘時に《ぶつかり合う魂》を発動すると、マスターPは魔法の効果が受けなくなっているため《ぶつかり合う魂》効果での攻撃力アップができず、こちらのモンスターだけマスターPの攻撃力を超えるまで一方的にパンプアップができる。
これで確実に相手のマスターPを戦闘破壊しつつ、相手のフィールドもまっさらにできる。《ぶつかり合う魂》が発動するのはダメージステップであるため、マスターP②効果でチェーンできないのもポイント。
また魔法耐性を持っていない《真竜剣皇マスターP》に対しても、こちらのライフが上回っている状態なら《ぶつかり合う魂》自体の効果で除去が狙える。マスターPへの戦闘で発動するのはもちろん、それ以外の相手モンスターへの戦闘で《ぶつかり合う魂》を発動し、ダメージ計算後の全体除去でマスターPも葬るといったプレイングも可能。
つまり《ぶつかり合う魂》は《真竜剣皇マスターP》の耐性を無視して除去できるカードというわけ。
同じマスターP対策として使える壊獣と比較すると、除去の確実性では壊獣の方が優れるものの相手フィールドに壊獣を残してしまうデメリットがあり、《ぶつかり合う魂》は相手の盤面も完全にクリアにできるためボードアドの面では《ぶつかり合う魂》が圧倒的に優秀。
また《ぶつかり合う魂》のダメージ計算後の除去は破壊ではなく“墓地に送る”扱いなのでKozmoのリクルートを許さない点も今の環境では見逃せないポイント。
ダメージ計算後のタイミングで墓地へ送る処理となるため、攻撃力の低いモンスターは他のカードと共にこのカードの効果で墓地へ送ることになる。
この裁定から戦闘モンスターも含めて効果での墓地送りになる模様。これは【Kozmo】メタにも使えるわ。
今の環境トップである【真竜】【Kozmo】に刺さる《ぶつかり合う魂》。サイドデッキで有効なのはもちろん、発動条件はあるものの他のデッキに対しても使えるカードなので、今後はメインデッキで採用されるケースも増えてくるかもしれません。
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