新制限最初の大会で【魔導真竜召喚獣】が優勝!その強みは?
2017年6月18日開催の2017年7月リミットレギュレーション大会で優勝したデッキ↓
このデッキの基本的な動きはこちらの記事参照↓
新制限環境で見ると、《ドラゴニックD》が制限カードになったことでこのフィールド魔法に頼った戦略が取れなくなったのが真竜系デッキの弱点になったのですが、
【魔導真竜召喚獣】は《暴走魔法陣》もあることで無理なく《テラ・フォーミング》をフル採用でき、前環境ほどではないとはいえ、安定したフィールド魔法展開が可能になっているのが強み。
召喚獣ギミックという安定した基盤があることで《ドラゴニックD》を潰されてもデッキ回転が止まることはなく、《召喚獣アレイスター》を真竜のリリース素材に使えば真竜展開と召喚獣展開を併用しながら攻めることも可能。
また制限カードになった《ドラゴニックD》の代わりになるカードとして《幽麗なる幻滝》が採用されていたのも注目すべきポイント。
手札に真竜モンスターがいないときは1つ目の効果でサーチ、逆に手札に真竜がかさばった時は2つ目の効果で手札交換することでデッキ回転の安定性を高めることができる。2つ目の効果はフィールドの真竜も対象にできるため、コンバットトリックとして使用しつつ手札補充という使い方も可能。
あと【魔導真竜召喚獣】ってデッキとしての強さのバランスが丁度いいんですよね。
安定しながらも多様な動きができ、けれど超制圧や超展開のような“ぶっ壊れ”要素は無いという塩梅。まさにちゃんとカードゲームしてるデッキなんだよなぁ。
これくらいのパワーバランスのデッキがしのぎを削り合える新環境、これは絶対楽しいでしょ!