大会優勝した【カオストリックスター】デッキ考察
2017年7月22日開催の大会で優勝したデッキ↓
はっちCS×大嵐杯 in 香川 1位【カオストリックスター】
光属性主体のトリックスターに闇属性の汎用メタカードを多数採用することで《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》を展開できるようにしたデッキ。
カオスデッキでありながらメタビートとして非常に高い完成度になっているのがこのデッキの特徴。
以下採用カードの考察↓
《トリックスター・キャンディナ》から《トリックスター・マンジュシカ》をサーチし、マンジュシカ①効果でキャンディナをバウンスすることで、ガジェット的な動きができる。これにより手札を減らさずに毎ターンのトリックスター展開が可能に。
《トリックスター・ライトステージ》の存在から上記ギミックの安定性も高く、
このカードの②効果から相手の伏せカード対策が出来るのも優秀。
トリックスターの打点不足を補えるカード。このカード自体も光属性であるため、カオス素材として使える。
闇属性の手札誘発。
《D.D.クロウ》は【魔導真竜召喚獣】での《召喚魔術》、【恐竜竜星】【恐竜真竜星】での《幻創のミセラサウルス》、【ABC】では墓地のユニオン対策として使うことができ、今の環境トップデッキに軒並み刺さる。
《浮幽さくら》はEXデッキに《ABC-ドラゴン・バスター》《源竜星-ボウテンコウ》を採用することで【ABC】【恐竜竜星】【恐竜真竜星】の核となる展開を潰すことができ、これらのデッキに対して圧倒的有利を取れるようになる。
闇属性の特殊召喚モンスター。緩い条件で特殊召喚しつつ、③効果で確実に相手モンスターを除去できるのが優秀。トリックスターの苦手な高ステータスモンスターを処理する役目として使える。
お手軽にリンクモンスターを展開できるカード。このデッキはEXデッキに余裕があるため、これらのカードからのリンク展開にしっかり枠を割くことができる。
これらのカードからのお手軽《ヴァレルロード・ドラゴン》展開が非常に強力で↓
《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》と共にこのデッキの火力源兼フィニッシャーとして活躍できる。
このように今の環境をしっかりメタった構築でありながら、切り札が《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》というオシャレさも併せ持った素晴らしいデッキ。
こういう新しいデッキが大会優勝すると、環境もさらに面白くなっていきますね。