【トリックスター】が【SPYRAL】メタになり得る3つの要素
2017年9月18日に開催した2017年10月リミットレギュレーション環境で行われた大会で上位入賞したデッキ↓
第4回ホビステ大宮CS with はっちCS 2位B【トリックスター】
今の環境での【トリックスター】はかなりおいしいポジションにいます。その理由は【SPYRAL】に強い要素を多数持っているため。
この記事では上記のデッキを参考に【トリックスター】が【SPYRAL】メタになり得る3つの要素を紹介していきます。
1:《ドロール&ロックバード》が刺さる
【トリックスター】最大の強みと言えば《ドロール&ロックバード》《トリックスター・リンカーネイション》を使った完全ハンデスコンボ↓
で【SPYRAL】はサーチを多用しながら展開していくデッキであるため、《ドロール&ロックバード》が非常に刺さる。ドロバが単体でもメタとして機能するのはもちろん、ハンデスコンボ自体も非常に狙いやすくなるというわけですな。
《トリックスター・リンカーネイション》は今回のリミットレギュレーションで制限カードになってしまいましたが、
《トリックスター・ライトステージ》⇒《トリックスター・キャンディナ》経由で簡単にサーチが出来るため、ドロバさえ握れば相変わらず高い安定性でハンデスコンボを狙えます。
2:豊富な手札誘発からの妨害力
【トリックスター】はデッキスロットに余裕があるため手札誘発などの汎用メタカードを多数採用できる。
で【SPYRAL】って手札誘発がことごとく刺さるんですわ。上記の《ドロール&ロックバード》や大正義《灰流うらら》はもちろん、特殊召喚を多用するため《増殖するG》も刺さり、
フィールドのモンスター効果から動くため《エフェクト・ヴェーラー》も刺さる。
フィールド魔法も多用するため《幽鬼うさぎ》も刺さり、
《SPYRAL-ザ・ダブルヘリックス》への依存度が高いことから《浮幽さくら》も刺さる。
これらの手札誘発から相手の展開をことごとく妨害することでコンボ性の高い【SPYRAL】の強みをほとんど封じることができる。
【トリックスター】はメタ能力が高い代わりに火力が低めなのが弱点なのですが、【SPYRAL】はコンボが決まらなければ平均打点は【トリックスター】よりも低い。そのため、妨害さえ出来ていればモンスターでしっかり押していけるのも【トリックスター】が有利なポイントです。
3:《盆回し》からのフィールド魔法封じ
《盆回し》から相手フィールドに《混沌の場》をセットすることで相手のフィールド魔法の発動を封じることが出来る。【SPYRAL】はフィールド魔法を活用するデッキなので、フィールド魔法メタになるこのギミックが有効に機能する。
《盆回し》から《トリックスター・ライトステージ》の発動が安定することでトリックスター展開やハンデスコンボが安定するのも強力です。
以上のことから【トリックスター】は【SPYRAL】に対して現状最も戦えるデッキの一つと言えるんじゃないでしょうか。