新テーマ【ジャックナイツ】動かし方とか考察とか
2017年10月14日発売の『EXTREME FORCE』で登場した新テーマ【ジャックナイツ】。
“同じ縦列にカードが2枚以上存在する場合、このカードはその縦列の自分フィールドに特殊召喚できる”という特徴的な共通効果を持ち、相手がカードを展開するほどカウンターでジャックナイツを並べることが出来るのが強み。
一度に複数枚のジャックナイツサーチが狙える《蒼穹の機界騎士》、一時除外から場持ちが良く、毎ターンのジャックナイツサーチが出来る《紫宵の機界騎士》でハンドアドを稼ぎながらジャックナイツを複数展開していき、《星痕の機界騎士》に繋げるといった動きが理想。
ジャックナイツ自体には制圧効果を持つモンスターはいないが、《星遺物へ至る鍵》《星遺物に眠る深層》《星遺物の囁き》 からジャックナイツをサポートしつつ各種相手カードを無効にすることが出来る。
特に《星遺物に眠る深層》は相手フィールドの効果発動したモンスターと同じ縦列に①効果でジャックナイツを蘇生させることでそのまま②効果で無効化することができ強力。
ジャックナイツはレベル6~8と高く、同レベルのジャックナイツを並べることで強力なランク6~8のエクシーズに繋げることができる。自分のEXモンスターゾーンを埋めることでジャックナイツの特殊召喚条件を満たしやすくなるのもポイント。
またジャックナイツは特殊召喚主体のテーマで召喚権が余るため、《ライオウ》《妖精伝姫-カグヤ》などとも共存させやすい。
【ジャックナイツ】の弱点
特殊召喚の性質上相手がカードを展開しないとこちらのジャックナイツを展開することが難しく、先行1ターン目ではほぼ動けないのが致命的。
またこちらが【ジャックナイツ】とバレた場合、相手は同じ縦列にカードを二枚揃えないようなプレイングをしてくるため、こちらで魔法・罠をセットするなどして縦列のカードを増やさないとジャックナイツの特殊召喚が難しくなる。
この性質から魔法・罠を多数採用しなければならないのも構築上の難点。
またコンボ性が無く、強力な制圧盤面やワンキルなども狙えないため、地味にアドを稼いでいく戦い方を強いられる。
このように相手依存という制約がありながら、圧倒的な強みとなるコンボも特にないのが【ジャックナイツ】の弱点。環境で活躍するのは難しそうですが、テーマのコンセプト自体は面白くそこは評価したいポイント。
ソリティアインフレはもういいから、今後はこっちの方向性で遊戯王を進化させていってほしいですね。
遊戯王OCG デュエルモンスターズ EXTREME FORCE BOX
- 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
- 発売日: 2017/10/14
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る