大会優勝した【クリストロン】デッキ考察
2016年12月23日開催の大会（2017年1月1日リミットレギュレーション環境）で優勝したデッキ↓
第49回トレカマニア遊戯王CS 1位【クリストロン】- デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索
まさかの【クリストロン】キター！！
【クリストロン】はその展開パターンが複雑かつ多用であることからこのデッキすべてを考察するのは非常に難しい、というか無理！なんだけど、その中でこのデッキの強みとなる動き（ﾀﾌﾞﾝ）がこれ↓
クリストロン展開①
手札に《水晶機巧－シストバーン》、手札or墓地に 《水晶機巧－サルファフナー》がある状態で
《水晶機巧－サルファフナー》①効果で手札の《水晶機巧－シストバーン》を捨て特殊召喚から自身を破壊→サルファフナー②効果で《水晶機巧－スモーガー》リクルート
→墓地の《水晶機巧－シストバーン》②効果から《水晶機巧－シトリィ》サーチ
→《水晶機巧－シトリィ》通常召喚し《水晶機巧－スモーガー》と合わせて《アクセル・シンクロン》Ｓ召喚し①効果で《ジェット・シンクロン》をデッキから墓地に送り自身のレベルを1下げる
→墓地の《水晶機巧－スモーガー》②効果から《クリストロン・インパクト》サーチ＆セット
→相手ターンに《クリストロン・インパクト》発動し《水晶機巧－シストバーン》帰還→《アクセル・シンクロン》②効果からそのまま相手ターン中にシストバーンと合わせて《ブラック・ローズ・ドラゴン》or《月華竜 ブラック・ローズ》Ｓ召喚
このコンボはＳ召喚以上に《水晶機巧－サルファフナー》《水晶機巧－シストバーン》《クリストロン・インパクト》《ジェット・シンクロン》と墓地から効果発動可能なカードが一気に四枚も肥えることが強力で、その墓地リソースから次のターンさらなる強展開が可能になる↓
クリストロン展開②
墓地の《水晶機巧－サルファフナー》①効果で自己蘇生し自身を破壊→サルファフナー②効果で《水晶機巧－シトリィ》リクルート→墓地の《水晶機巧－シストバーン》②効果で《水晶機巧－スモーガー》サーチ→スモーガー通常召喚しシトリィと合わせて《アクセル・シンクロン》Ｓ召喚→墓地の《ジェット・シンクロン》②効果で自己蘇生→墓地のスモーガー②効果で《クリストロン・インパクト》サーチ＆セット→相手ターンに《クリストロン・インパクト》発動し《水晶機巧－シストバーン》帰還→《アクセル・シンクロン》②効果からそのまま相手ターン中にシストバーンとジェット・シンクロンを含めた三体から《水晶機巧－グリオンガンド》Ｓ召喚
墓地リソースだけから《水晶機巧－グリオンガンド》出せるー！
何気に前のターンで墓地に落ちた《クリストロン・インパクト》②効果から耐性を与えられるところも強力。
展開①の方は《スクラップ・リサイクラー》＋《水晶機巧－スモーガー》または《マスマティシャン》or《スクラップ・リサイクラー》＋《水晶機巧－サルファフナー》からでも同じ盤面を作ることができ、安定性も高い。
安定性の高いクリストロン展開①から次のターンにより強力なクリストロン展開②に繋げるといった動きがこのデッキ最大の強みでしょう。どちらの展開も相手ターンでの妨害が絡んでいるところもサイッキョ！
【クリストロン】は他にも展開パターンが無数にあり、その種類と複雑さは【DD】以上。最近の遊戯王のシンクロデッキはマジでただの数学。
ただ逆に言えば新たな展開パターンの開発とそれらすべてを頭に入れたプレイングをすればするほど“伸びしろ”があるデッキでもあり、玄人ほど勝てるデッキだったりもします。
にしてもほぼノーマークだった【クリストロン】をここまで開発していきなり優勝をかっさらうとは、、この決闘者、やりおるわ！
