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youtubeでのプロテニス観戦がおもしろい!強すぎる三強トッププレイヤーまとめ

最近youtubeでプロテニスの試合観戦をすることにハマってます。 でテニスの何がおもしろいかってね―・・・とここでだらだら語るよりまずはこの動画を観てもらうのが手っ取り早いと思うので↓

 プロテニスの試合って全く知識がない人が観ても結構楽しめると思うんですよ。激しくボールを打ち合うスピーディーなラリーにサッカーのオフサイドやファールなどのプレイを中断する分かり難いルールも無ければ点の取り合いも非常に分かりやすい。何より『テニス観戦が趣味なんだ』って言えばちょっとオシャレじゃない?モテそうじゃない?そういう付加価値があるのも非常に大きなポイントです。

そんな感じでなんとなくダラダラ観てるだけでも結構楽しめるyoutubeのテニス観戦ですが、選手のことを知ればもっとおもしろくなってきます。というわけで今回は現在のトッププレイヤー情報まとめを

 

ロジャー・フェデラー

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プロテニス界の神。史上最高の選手という評価もあり、世界ランキング1位連続在位記録や世界ランキング1位通算在位記録などフェデラーが塗り替えた歴代最高の記録は数知れず。その実績はテニス界だけでは収まらずスポーツのアカデミー賞と呼ばれるローレウス世界スポーツ賞を2005年から2008年にかけて4度受賞、「最も稼いでるアスリート(スポーツ選手長者番付)」では、2012年から1年間でスポンサー契約等を含み7,150万ドル(日本円で約68億円)を稼いでタイガー・ウッズに次ぐ2位にランクインなどとにかく何から何までヤバイ人

フェデラーのテニスの凄さはその圧倒的な技術力。他のスポーツと同様テニスも心・技・体すべてがハイレベルで安定していないとトップにはなれない厳しいスポーツなんですが、その中でもフェデラーは技の熟練度が飛びぬけている。サーブ、ストローク、ネットプレーのすべてを非常に高いレベルでこなし、力みのないまさに無駄の一切無いプレーはもはや様式美といえるレベル。普通にテニスをしてるだけでエンターテイメントとして成り立つほどそのプレーは美しく飽きさせないものがあり、世界ランクが落ち始めた近年でもスポンサー契約など競技の賞金以外の収入が他のトップ選手と比べても圧倒的に多いのも彼の人気のすごさを物語っている。

そんなフェデラーの2013年度のベストポイントを集めた動画がこちら

2004年から世界のトップを走り続けてきたフェデラーも32歳という年齢と腰の怪我もあって2013年シーズンはランキングを一気に7位まで落としてしまいました。年齢と共に体力は衰えてもその技術力と美しく魅せるプレーは健在。フェデラーなら2014年シーズンはまた一気に盛り返してくれるはず!

 

ラファエル・ナダル

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2000年代後半からのフェデラー最大のライバルにして現在の世界№1プレイヤー。最高の技術力を武器に常に余裕を持って優雅に戦うフェデラーとは対照的にナダルのプレイスタイルは心と体を常に120%出し切って戦うストロングスタイル。その中でもナダルストロークは非常に特徴的でラケットにボールをハードに食い込ませながら腕の筋肉を使って大きく振り上げるフォアハンドはとにかく回転がすごくて落ちる落ちる。おかげにネットを超えればボールがほぼ確実にコート内へ急降下し、ナダルのアンフォーストエラー(凡ミス)の数は全トッププロの中で最も少ないと言われている。それでいてボールがめちゃめちゃ重くバウンドしてからよく跳ねる。テニスの王子様でいうとすべての打球がツイストサーブのような軌道で波動球並みの重さといった感じ・・・もう勝てる気がしない。

またメンタルも強く、コート内ではどれだけ疲れて怪我をしていてもカラダをフルに動かしてボールにくらいつくターミネーター2のシュワちゃん並のブレーキ知らずの漢であり、持久戦・消耗戦になったらまず負けない。それでいてコート外では家族思いの繊細でナイーブな好青年でドラゴンボール好きというギャップまで併せ持つ。もはや隙なし

そんなナダルの2013年度のベストポイントを集めた動画がこちら

 

ノバク・ジョコビッチ

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2010年頃から一気に頭角を現し、長く続いていたフェデラーナダル二強時代に組み込んできた第三の男。2011年にその才能が一気に飛躍し一年で行われるテニスの四大大会のうち三つに優勝するという快挙を成し遂げる。2011~2013年まで通算101週ランキング一位の座にいたまさに新世代の王者。

ジョコビッチの体は他のトップ選手と比べると華奢でそのためサーブやストロークの球威もそこまで高くない。ジョコビッチの強さの秘密はその体の柔軟性にある。プロテニス選手の試合は前後左右激しく動きながらボールを打ち合う。当然ギリギリでボールに追いついてしっかりしたフォームで打てないようなボールもあるわけだけど、ジョコビッチはその柔軟性とブレない体幹でどんな体勢でも一定以上のレベルの返球が出来てしまう。100程の力はなくともどんな状態でも常に90の返球ができるのがジョコビッチの強さ。体勢が崩れても打球の質にムラがないため、ジョコビッチから点を取るには相手からしたら何球もエース級のショットを狙わなければならず、一球でもあまくなると一気に形勢逆転されてしまう。

そんな崩れないフィジカルに加えてジョコビッチは勝者のメンタルも持っている。試合時間が長く、繊細なボールタッチを要するテニスの試合はメンタル面が非常に重要になってくるため、ほとんどのプレイヤーはうまくいかずにイライラしていても自分の感情を押し殺し、常に平常心を保てるようプレイしている。そんな中ジョコビッチはイライラしたらその感情をすべて吐き出す。通常そういうった感情は後々まで引きずるものだが、次のポイントが始まるころにはジョコビッチはケロッとした顔でもう完全に集中している。感情の消化と切り替えが異常にうまい。だからこそジョコビッチのプレーには我慢や気負いといったものが感じられず、常に精神面で相手より優位に立っているように見える。当然エースをとった時の感情表現も一際派手で、野生的に雄たけびを上げながら両腕を広げて満足げな表情で歓声を浴びる姿はもう皇帝にしか見えません
そんな彼の雰囲気もあって試合を観ている側もジョコビッチが負ける姿がイメージできない、で実際にそんな空気を自分のものにして常に勝ちきってしまう恐ろしいプレイヤー。

そんなジョコビッチの2013年度のベストポイントを集めた動画がこちら

 

 

現在ではyoutubeでのテニス観戦はテレビ等の放映権の問題でフルの試合はもちろんハイライトもほとんど観れなくなってしまいましたが、上記のようなベストポイント集は探すと結構出てきます。ガッツリテニスを観るならwowowが一番だけど、プロテニスの面白さを知る入り口としてのyoutubeでテニス観戦もありなんじゃないでしょうか。

 

ラファエル・ナダル 自伝

ラファエル・ナダル 自伝