大会で結果を残した【十二獣シャドール】デッキ考察
2016年10月22日開催の大会で上位入賞したデッキ↓
第6回ナスカ杯 with はっちCS 4位【十二獣シャドール】- デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索
【シャドール】に十二獣ギミックを出張したデッキで、このデッキの強い動きがこれ↓
《十二獣モルモラット》を場に出し“モルモラット展開”からフィールドにモルモラット二体と《十二獣ブルホーン》を揃える
→《十二獣ブルホーン》効果で《月光黒羊》⇒《融合》とサーチ
→モルモラット二体で《武神帝-カグツチ》X召喚し墓地肥やし
→墓地に落ちたシャドール効果からアド獲得→ブルホーンに重ねて《十二獣ライカ》X召喚し②効果で十二獣蘇生
→《融合》発動し蘇生した十二獣と手札のシャドールから《エルシャドール・シェキナーガ》融合召喚
→ライカに重ねて《十二獣ドランシア》X召喚
最終盤面:《エルシャドール・シェキナーガ》《武神帝-カグツチ》《十二獣ドランシア》
この動き、純【シャドール】よりシャドールしてる!
《十二獣ブルホーン》⇒《月光黒羊》⇒《融合》の動きがとにかく【シャドール】と相性が良いんですよね。さらに《十二獣ライカ》で蘇生した十二獣を融合素材にすることで無駄なく《エルシャドール・シェキナーガ》に繋げられるのも完璧!
このデッキではこの展開を安定させるため《十二獣モルモラット》《十二獣の会局》といった従来の出張セットに加え《十二獣ヴァイパー》《炎舞-「天キ」》もそれぞれ3積みされている。
このギミックがあることで《影依融合》《神の写し身との接触》が引けなくても、初動から安定してアドを取りつつシャドール融合が狙えるようになっているのがこのデッキ最大の強み。まさに今の環境スピードに対応した【シャドール】デッキと言えるでしょう。
またこれまでの【シャドール】は“切り返し能力が低い”のが弱点だったのですが、これも十二獣ギミックを出張することで《十二獣ドランシア》がカバーしてくれる。
《影依融合》のデッキ融合からエルシャドールを融合召喚し、《十二獣ドランシア》で相手のエクストラデッキモンスター破壊という動きをすれば簡単に切り返しからの制圧(+アド獲得)まで可能になる。
【十二獣シャドール】、シャドールの未来を感じさせるようなデッキでしたね。十二獣の出張の仕方も偏差値が高い感じで、個人的にはかなりイイね!なデッキでした。