今の環境メタは“特殊召喚封じ”がアツい!?
最近の環境を見ていると、壊獣ギミックの出張率がどんどん高くなっています。
【壊獣】登場直後はサイドデッキからの採用がほとんどだったのですが、《ABC-ドラゴン・バスター》《餅カエル》のような制圧力の高いモンスターも問答無用で除去できることが評価され、“確実な除去カード”として次第にメインデッキからの採用率も伸ばし、さらにここ最近では複数種類の壊獣を採用し《妨げられた壊獣の眠り》も組み込んだ構築も多くなってきている模様。
このように一見万能に見える壊獣ギミックですが、一つだけ弱点が存在します。それが特殊召喚封じ。
特殊召喚が封じられている状態では壊獣を出すことができなくなり、さらに《妨げられた壊獣の眠り》も発動できなくなります↓
Q:
《虚無空間》の効果適用下で《妨げられた壊獣の眠り》は発動できますか?A:
《虚無空間》の効果が適用されている場合、モンスターの特殊召喚を行う事ができませんので、《妨げられた壊獣の眠り》の発動を行う事自体ができません。
つまり特殊召喚が封じられている状態では壊獣ギミックが全部死ぬのですな。
これは今の環境、特殊召喚封じがアツいんじゃね!?
相手のメインとなる特殊召喚展開に加え、切り返し札となる壊獣ギミックも潰すことで、より簡単に“詰み”状態を作りやすくなった。
特にステータスも高い特殊召喚封じモンスターである《虚無魔人》《大天使クリスティア》なんかは相当アツい。
この二枚を採用できる【堕天使】は今の環境メタデッキとしては激アツ!
他にもリリーサー儀式での特殊召喚封じもアリですね。
儀式主体のデッキなら容易に取り入れられるのもオイシイ。
《虚無空間》なら採用するデッキを選ばず特殊召喚封じを取り入れることができる。
一時期よりは採用率が下がっているこのカードですが、個人的には今の環境だからこそ機能する制圧札だと思いやす。
さらにこれらの特殊召喚封じはステータスが低くエクシーズ主体である【十二獣】に対してもめちゃくちゃ刺さるというのも大きなポイント。
最近増えてきた【十二獣壊獣】に対しては二重の意味でこの特殊召喚封じが刺さります↓
これは勝つる!
これらの理由から今の環境では、“特殊召喚封じ”が最大のメタになるのは間違いないでしょう。