2017年1月1日リミットレギュレーション一覧と感想
新禁止カード
強すぎる汎用Pモンスターということでついに禁止に。今の環境では【メタルフォーゼ】がダメージを受けるがデッキ回転の根幹をなすカードではないためそこまでの弱体化にはならなそう。
新制限カード
【十二獣】規制のSR出張潰し。これは妥当でしょう。
エラッタ付きで制限復帰したカード。エラッタ後の効果は↓
「レスキューキャット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
デッキからレベル3以下の獣族モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
「1ターンに1度しか使用できない」が付き、リクルートしたモンスターの効果が無効化されるようになった。KONAMI「これで悪用はできまい。」
エラッタ付きで制限復帰したカード。エラッタ後の効果は↓
地属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
になっており、シンクロ素材に指定が付いた。
エラッタ付きで制限復帰したカード。エラッタ後の効果は↓
「氷結界の龍 ブリューナク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を任意の枚数墓地へ捨て、捨てた数だけ相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
「1ターンに1度しか使用できない」が付いたことでソリティアコンボで悪用できないようになったが、普通に使う分にはエラッタ前とほとんど同じ使用感で扱える。
ソリティアコンボ規制。
【十二獣】規制。禁止にならなかったのは【炎星】への良心。
エラッタ付きで制限復帰したカード。エラッタ後の効果は↓
(1):800LPを払い、相手フィールドの通常召喚可能な表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
になっており、エクストラデッキモンスターに対して使えなくなってしまったため汎用性はだいぶ落ちてしまった印象。
【ABC】規制。ただでさえ【十二獣】登場以降は影が薄くなっていたのに、この規制で環境からは完全に脱落しそう。
【ガエル】規制。フィールドに《餅カエル》が二体以上揃った盤面が強すぎる&クソすぎるということからの制限化でしょう。一応③効果から自身をエクストラデッキに戻すことで使い回しは可能。
エラッタ付きで制限復帰したカード。エラッタ後の効果は↓
(1):このカードの発動後1回目の自分スタンバイフェイズに発動する。
自分のエクストラデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、
そのモンスターによって決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。
(2):このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに発動する。
このカード(1)の効果で確認したモンスターと同名の融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
になっており、デッキから融合素材を墓地に送る効果も1ターンのタイムラグが生じるようになってしまった。
エラッタ付きで制限復帰したカード。エラッタ後の効果は↓
このカードのコントローラーはお互いのスタンバイフェイズ毎に700LPを払う。
700LP払えない場合このカードを破壊する。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
フィールドの全ての魔法カードの効果は無効化される。
になっており、汎用性は落ちたものの魔法カードに依存しないデッキで採用するなら強力な制圧力を期待できる。
新準制限カード
制限解除
これで【甲虫装機】はキーカードすべてが無制限に。
これで光天使ギミックが無制限に。ただ現在は素材三枚から展開するランク4で強力なモンスターがいないのが残念。
墓地肥やし緩和ワーイ!
【アンデット族】ワーイ!
これで【シャドール】融合カードは全緩和に。
登場したばかりということもあって【十二獣】のテーマカードはやはり規制がかかりませんでしたね。《SRベイゴマックス》と《炎舞-「天キ」》が制限になったことで間接的に弱体化させられたものの、これくらいじゃ【十二獣】は止まりませんわ。
特に上記のカードに依存しない【十二獣メタル】【十二獣召喚獣】なんかは新環境でより結果を残してきそうですね。それに加えて今回規制を受けなかった【インフェルノイド】もより環境に食い込んでいきそうです。
もうしばらく十二獣環境は続くんじゃ(ゲンナリ