新制限環境で結果を残した【ブラック・マジシャン】デッキ考察
2017年1月1日リミットレギュレーション環境で行われた大会で、【ブラック・マジシャン】が結果を残したぞい!
第153回ALANN CUP 2位【ブラック・マジシャン】- デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索
その構築を見るとドロソ型メタビブラマジといった感じで、メタのキーカードになっているのが《スキルドレイン》《魔法族の里》の二枚。
魔法使い族の通常モンスターである《ブラック・マジシャン》を安定してフィールドに展開しながら戦うというコンセプトのこのデッキにおいて、上記のメタカードは非常に相性が良く、そしてどちらのカードも今の環境で強い【十二獣】【召喚獣】に刺さるというのがポイント。
《スキルドレイン》は【十二獣】に対してガン刺さりし↓
【召喚獣】に対しても《召喚師アレイスター》からのサーチ効果を無効化できるため相手のメインギミックを潰すことができる。
《魔法族の里》は【十二獣】の《十二獣の会局》、【召喚獣】の《召喚魔術》を潰せるのが大きく、また今の環境はどのデッキも魔法カードの採用率が多めになっているため単純にメタカードとして非常に強力。
その代わり自分フィールドに魔法使い族がいないとこちらが大きなデメリットを受けてしまうものの、《永遠の魂》発動下であれば常に《ブラック・マジシャン》を安定供給できるため半永続的なブラマジ魔法封じの陣を作ることができる。
この《スキルドレイン》《魔法族の里》と《ブラック・マジシャン》展開を大量のドローソースで極限まで安定させているのがこのデッキ最大の強みなのですな。
【ブラック・マジシャン】はモンスターの採用が少なく相手ターンでの特殊召喚が多いという性質上、《命削りの宝札》《強欲で謙虚な壺》と相性が良く、
それに加えてこのデッキでは汎用ドローソースである《強欲で貪欲な壺》《成金ゴブリン》《チキンレース》まで採用している。
特に《チキンレース》は《魔法族の里》と共に《テラ・フォーミング》からサーチ可能で、
《ブラック・マジシャン》を展開しているときは《魔法族の里》、それ以外の場面では《チキンレース》とサーチを使い分けることでより安定したデッキ回転が可能になる。
【ブラック・マジシャン】自体、サーチカードが非常に恵まれているテーマで↓
それに上記のドローソースを合わせれば、、このデッキの回転力、マジでエゲつねぇ。。
トップクラスのデッキ回転力を活かしたメタビ構築・・これは【ブラック・マジシャン】、まだまだ“伸びしろ”あるで!