新しいタイプのメタビート!?大会で結果を残した【幻煌龍バジェ】デッキ考察
2018年11月6日開催の大会で優勝したデッキ↓
《幻煌の都 パシフィス》を軸とした新しいタイプのメタビートデッキ。
このデッキ唯一にして最大の攻め手がこのカード②効果から生成されるトークン。非常に緩い条件でトークン生成ができ、攻守2000という数値も悪くない。②効果から①効果に繋げることもでき、《幻煌龍の戦渦》サーチからそのまま手札発動も可能。
《幻煌の都 パシフィス》のサーチ手段は《テラ・フォーミング》はもちろん、相手ターンに効果を使う性質から《メタバース》とも相性が良い。
この二種をフル採用することで安定して《幻煌の都 パシフィス》を発動することができる。
さらに《幻煌の都 パシフィス》と強烈なシナジーを形成しているのが《潜海奇襲》。
①効果で墓地の《幻煌の都 パシフィス》を再び発動させることができ、②効果の1つ目の効果は幻煌龍トークンを除外することでパシフィスを破壊から守ることができる。2つ目の効果は幻煌龍トークンで戦闘を介した効果破壊が可能に。
《幻煌の都 パシフィス》と《潜海奇襲》のシナジー、マジ半端ないって!
他にも水属性通常モンスターでステータスの高い《メガロスマッシャーX》、汎用罠で墓地から水属性通常モンスター扱いで自己蘇生できるバージェストマも、《幻煌の都 パシフィス》《潜海奇襲》の効果とシナジーがある。
《メタバース》や幻煌龍罠、バージェストマと通常罠の採用が多いため、《トラップトリック》から状況に合わせたカードを使い分けられるのも強み。
このデッキは罠カードの採用が多いため、バージェストマの自己蘇生も狙いやすいです。
このデッキは自ターンでの特殊召喚をほとんど行わず、EXデッキからの展開にも依存しないため《命削りの宝札》《強欲で謙虚な壺》《強欲で金満な壺》といったドローソースも自然に採用できる。
これらのドローソースをすべて3積みすることで、デッキ回転力・安定性もすこぶる高い。
また効果モンスターを扱わないことから《スキルドレイン》とも相性が良い。
幻煌龍トークンは攻守2000であるため、下級モンスターから展開していくデッキに対してはこれだけで有利を取れるようになり、また攻撃力2000以上の相手モンスターも《潜海奇襲》②効果から効果破壊できる。《潜海奇襲》は同じく②効果からスキドレを破壊から守ることも出来ます。
《幻煌の都 パシフィス》のポテンシャルを最大限まで引き出した【幻煌龍バジェ】。
デッキとしての新しさ、面白さはもちろん、ガチで強そうなところも最高です。