大会優勝した《魔鍾洞》採用型【インフェルノイド】デッキ考察
2019年3月21日開催の大会で優勝したデッキ↓
このデッキの特徴は《魔鍾洞》の採用。
劣勢時になれば相手のモンスター効果の発動と攻撃を封じるという非常に高い制圧力を発揮できるのが魅力のフィールド魔法。
こちらがモンスター展開で切り返すと、その効果が今度にこちらに向いてしまうのがデメリットですが、【インフェルノイド】は自身の制約からそこまで大量展開をすることが無く、またリリース効果も持っていることから、フィールドのモンスターの数を調整しやすい。
インフェルノイドのリリース効果を使うことで《魔鍾洞》③効果での自壊を防ぎやすいのも強み。
《魔鍾洞》の効果の性質上、このカードが発動している限りお互いに直接攻撃が出来なくなり、戦闘ダメージでの決着が付きにくくなりますが、このデッキは55枚と多めな構築にすることで、"にらみ合い”が続いてもライブラリーアウトで負けにくくなっているのもポイント。
相手フィールドにモンスターがあり、こちらがモンスター0の状態で《魔鍾洞》を発動し、その後こちらがモンスターを出さなければ、相手は魔法・罠で《魔鍾洞》か自分のモンスターを全除去しない限りロックが解除できない。
魔法・罠の除去カードの採用が少なくなっている現在では、これだけで勝利を狙うことも可能。
《魔鍾洞》は《メタバース》から発動でき、同じく【インフェルノイド】と相性が良い《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》と使い分けることができる。
《メタバース》は《悪魔嬢リリス》《トラップトリック》から発動できるため、このデッキは安定してフィールド魔法を絡めた制圧ができるようになっています。