新テーマ【魔弾】これは久々に面白そうなテーマがキタぞ!
2017年8月11日発売の『デッキビルドパック スピリット・ウォリアーズ』で登場した新テーマ【魔弾】。
魔弾モンスター①共通効果からフリーチェーンで魔弾魔法・罠を撃ち、②効果から弾を補充(アド獲得)していくという戦い方。
下級モンスターを汎用魔法・罠でサポートしながら戦うという遊戯王初期のデッキスタイルとしてあった【スタンダード】をテーマ化したような感じで、シンプルだけどこれは絶対楽しい!
このテーマのキーカードは《魔弾の射手 カスパール》。このカードの下で魔法・罠を発動すれば魔弾をサーチでき、魔弾を撃って補充、撃って補充が毎ターンできる。
①効果から自ターン・相手ターン問わず魔弾は撃つことができ、その都度②効果も発動するため、これぞ魔弾のマシンガンや!
とにかくこのカードから脳汁を出していくのがこのテーマの肝といってもいいでしょう。
《魔弾の射手 カスパール》はサーチ手段こそないものの、《魔弾の射手 スター》からリクルートしたり、《魔弾の射手 ザ・キッド》での手札交換からある程度安定してデッキから引っ張り出すことが可能。
墓地に送られても《魔弾の射手 カラミティ》からお手軽に蘇生できるのも使いやすい。
《魔弾の射手 ドクトル》は墓地の魔弾をサルベージすることができ、デッキの魔弾が切れてもこのカードから魔弾の無限機関を作ることができる。
《魔弾の射手 カスパール》と《魔弾の射手 ドクトル》を揃えれば、1ターンに2枚の魔弾発射&補充ができ、こうなればもう脳汁垂れ流し。
魔弾はいずれも光属性なので《オネスト》で戦闘補助するのも良いですね。
また魔弾魔法・罠は基本的に手札から発動するため、《ハーピィの羽根箒》や《サイクロン》などの伏せ除去が効かないのも【魔弾】デッキの強み。
環境にこれらのカードが増えてくれば、メタとしての活躍も期待できます。
魔弾はモンスターと魔法・罠が密接にシナジーしているテーマなので、魔弾モンスターをリンク素材等に使用するのはオススメできません。
まさに在りし日の遊戯王のように、下級モンスターと魔法・罠だけで戦うのがこのテーマのポテンシャルを最も引き出す方法。
EXデッキに依存しないことから《浮幽さくら》などを採用できるのもメリットですな。
これらの性質から新たなメタビテーマとしての活躍も期待できる【魔弾】。
真竜、恐竜以来のガチテーマな香りもするぞい。

遊戯王OCG デュエルモンスターズ デッキビルドパック スピリット・ウォリアーズ BOX
- 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
- 発売日: 2017/08/11
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