ストーリーだけを聞いた印象と実際に読んだときのギャップが激しい漫画、ドロヘドロ
学生時代、友人にある漫画を薦められた。
友人:おまえ、『ドロヘドロ』って漫画知ってる?
小生:知らない、忍者漫画かなんか?
友人:違う違う、めっちゃ面白いから読んでみ
小生:どんなストーリーなの?
友人:人間の世界と魔法使いの世界の二つの世界があるって設定で主人公のカイマンってやつは元は人間なんだけどある魔法使いに頭だけトカゲに変えられちゃったのよ。で、「おれの顔をトカゲにした野郎はだれだ!」ってその魔法使いを探す話。そのカイマンは基本は人間と同じように生活できて周りもなぜかその容姿も受け入れちゃってるんだけどベッドで仰向けになって寝て朝起きたら頭のトサカに枕が刺さってて「またか・・」とか言ったり、なぜかトカゲの頭になったことで他の魔法を受け付けなくなって魔法使いたちから恐れられてたりでいろいろおもしろいんだよ。あと魔法使いの世界にいる敵キャラもよくて、すごい強い魔法が使えるんだけどほとんどそれは使わずになぜかトンカチで殴って戦うヤツだったり、最強の回復魔法と作中最も厳つくてゴツいカラダしてる顔がそこそこイイ女キャラだったり。あとそれを束ねるボスの魔法が何でもきのこに変えちゃうっていう、、とにかくいろいろおもしれえから読んでみ
それを聞いた時の小生は『魔法陣グルグル』のようなほのぼのギャグストーリー を予想していたわけです。
魔法陣グルグル 新装版 (1) (ガンガンコミックスONLINE)
- 作者: 衛藤ヒロユキ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2014/02/22
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
そして設定もおもしろそうだし読んでみようといざブックオフへ行き立ち読みしてみると
思ってたのと全然違たー!!
たしかにストーリーはその友人が言ったとおりだったんだけど絵柄がめちゃくちゃダーク。ただ、そんなちょっと変わったバランス感覚と独特なダーク画の世界観にすっかりはまってしまい、今ではかなり好きな漫画の一冊に。
そんな個人的な経験もあって、知り合いにオススメの漫画を聞かれたときはまずこの作品を薦めるようにしてます。もちろん絵柄のことは伏せてストーリーだけを。
あとこの絵柄で作者が女性だということも驚き
あと漫画の表紙がやたらとオシャレで『AKIRA』と並ぶ、家のインテリア用にも使える“モテ漫画”としても機能する
実際にこの漫画を家に置く事でモテるようになるのか。それはまだ……混沌の中。それが……ドロヘドロ!