新たな環境トップ！【SR幻影彼岸】デッキ考察

2016年4月新制限後の環境トップ最右翼、【SR幻影彼岸】↓

第2回北関東CS 1位B【SR幻影彼岸】- デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索

前環境トップの【彼岸】の亜種で、序盤は彼岸エクシーズで墓地肥やし、中盤以降は墓地の幻影騎士団からアドを稼ぎながら《幻影霧剣》を絡めた制圧、《幻影騎士団ブレイクソード》での強力な切り返しで盤面を支配していくコントロール系デッキ。

 前環境でも大会で結果を残していたデッキであり、彼岸系デッキの中でも彼岸カード依存度が少ないことから新制限後もほとんど弱体化していないのが強み。

彼岸と幻影騎士団だけでは序盤のランク3展開が安定しないため、SRギミックを採用することでそこを補っている↓

このデッキでの下級彼岸の役割は展開要員というよりも、《彼岸の旅人 ダンテ》から《永遠の淑女 ベアトリーチェ》に繋げるための餌といった感じ。

初動でベアトリーチェまで展開できれば盤面を制圧しつつ幻影騎士団の墓地肥やしをより加速させることが可能。

また、彼岸・幻影騎士団ともに墓地からアド回復できるため、このデッキは手札コストカードとも相性が良く、《ツインツイスタ－》のポテンシャルを最大限に活かすことができるのも強み。

この特性により魔法・罠依存度の高いデッキに対しても強く、ランク３も《幻影騎士団ブレイクソード》《超量機獣グランパルス》など優秀な除去持ちが増えたことも相まって、対応力・機動力ともに高いのも玄人向き。

【SR幻影彼岸】の強み・弱みをまとめると

強み：コントロールデッキとしての安定性、中盤以降の制圧力・切り返し力・アド回復力の高さ、対応力・機動力も優秀

弱み：序盤の制圧力・切り返し力が高くない、火力がイマイチ

といった感じ。【EMEm】【EM竜剣士】のような“初動から強みを押し付けて一方的に勝つ”ようなデッキではなく、その前の【影霊衣】のような“受けたうえで勝つ”デッキといった感じですな【SR幻影彼岸】は。

やっぱり環境トップのデッキは横綱相撲型の方が楽しいわ。